Main story I
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帰宅後、細胞活性の個性伸ばしを母親に教わり、ひと段落ついた今は白眼の個性伸ばし。
遠くまでみる訓練でなつは爆豪が囚われているのを見てしまった。
『お母さん!かっちゃんが!』
細雪「ニュース見たわ。かっちゃんは無事みたいよ。」
『だけど…怪我…絶対苦しいよ…』
細雪「なつはまだ資格を持っていない。だから、公的な場では使ってはいけないのよ。…だから、かっちゃんが帰ってきたら、手当てしてあげなさい。」
『うん…』
なつは爆豪が帰るまで爆豪の家に居ることにした。
バンっ!
『かっちゃん!』
なつは爆豪に抱きつく。
爆豪「んだよ!離れろや!」
そう言って離そうとする爆豪だが、なつの肩が震えているのを分かり、優しく抱きしめて頭を撫でていた。
爆豪「みてたんか…」
『…』コクリ
爆豪「大丈夫だ。」
『けど…』
爆豪「治しに来たんだろ?」
『…うん…』
なつは抱きつきながら手に力を溜めて爆豪の傷を治す。
爆豪「もう、大丈夫だ。」
『ほんと?』
爆豪「ああ。」
『よかった…』
なつが涙を拭きながら微笑むと、爆豪はなつの唇をじっと見た。
爆豪「………」
『……爆豪…君…?』
爆豪「…………」
光己「コラ勝己!帰ったらさっさと手ェ洗えやぁ!!
…………あ」
爆豪「!!」
バンっ!とドアが開く音と同時に爆豪はなつを急いで離す。
光己は何かを察し、ニヤニヤと笑っていた。
光己「あらぁ?邪魔だったかしら?」
爆豪「黙れババア!」
爆豪は足早に歩いて行った。
『光己さん、私もう帰るね!』
光希「晩御飯食べて行きなよ。」
『ありがとう。でも、お母さんがご飯作ってくれてるから…』
光己「そっか!勝己!」
『大丈夫だよ、もういい歳だし、お隣だからすぐ帰れるよ。』
爆豪「行くぞ。」
いつの間にか爆豪が戻ってきており、先に家を出た。
『大丈夫だよ、もう私も子供じゃないんだから1人で帰れるよ?』
爆豪「………」
勝己はそう言われても、無視してなつを家の前まで送る。
『ありがとう。優しいね。』
爆豪「別に。」
『そういう所、大好きだよ。』
なつはニッコリと笑った。
爆豪「うっせー!さっさと飯食って寝ろ!」
『うん!じゃあまた明日ね!』
なつは家に入って行った。