Main story I
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プレゼントマイク「雄英高校体育祭も!いよいよラストバトル!一年の頂点がこの一戦で決まる!!
いわゆる!決勝戦!」
八百万「なつさん!始まりますわ!」
『うんっ。』
なつは急いで席に着いた。
プレゼントマイク「ヒーロー科、轟焦凍!!バーサス!!ヒーロー科、爆豪勝己!!今……スタート!!」
スタートと同時に轟は半分出力の氷を爆豪に発動し、爆豪は爆破で防いでいる。
爆豪「クソがー!うおおおおおっ………」
『勝己!!』
爆豪が爆破で抵抗するも、大きな氷結に埋め尽くされた。
プレゼント「轟いきなりかましたー!爆豪との接戦を嫌がったかー!?早速優勝者決定かー!!?」
緑谷「瀬呂君戦ほどの規模じゃない!一撃を狙いつつ…次を警戒した!」
氷の中からは、爆発音が響いている。
峰田「何だ!?この音……」
蛙吹「爆豪ちゃんの仕業ね…」
そして、ついに氷の中から爆豪が出てきた。
轟「くっ……」
瀬呂「爆発で氷結を防いでモグラみてえに掘り進めたのか!?」
上鳴「んなけったいな!!」
『簡単にしてるように見えるけど、あんな事勝己しかできないよ…!』
爆豪「強え個性故に……攻め方が…」
爆豪が飛び出すと、轟は右手で爆豪を掴もうとし、爆豪は左側を爆発させて右にかわす。
爆豪「大雑把だ!!」
轟「ああ……うぐっ」
そして爆豪は、左肩を右手で、轟の頭を左手で掴んだ。
緑谷「右側を避けて掴んだ!?」
麗日「すごい……」
爆豪「ナメてんのか!?バーカ!!」
爆豪は、反転し爆発の威力で轟を場外へと投げる。
轟は氷結でそれを防いだ。
プレゼントマイク「氷結で場外アウトを回避!!楽しそうー!」
そのまま轟は、氷結で爆豪を狙う。
爆豪はジャンプで避け、轟の左側に向かい攻撃を仕掛けた。
轟はかわして左手で爆豪の腕を掴む。
エンデヴァー「左を使え!…使え!焦凍!」
エンデヴァーの声が響いた。
轟「!!」
爆豪「!!」
『轟君!!左側を………』
轟は左手の個性を使わず、爆豪を投げる。
爆豪「チッ……ざけんなよ。俺じゃあ力不足かよ…!!」
爆豪は苛立ちで轟を睨んだ。
相澤「左側をわざわざ掴んだり、爆発のタイミングだったり……研究してるよ。戦うたびにセンスが光ってくな。アイツは。」
プレゼントマイク「ほうほう!」
相澤「轟も動きは良いんだが、攻撃が単純だ。緑谷戦以降、どこか調子が崩れてるな……」
爆豪「てめぇ!コケにすんのも大概にしろよ!!ぶっ殺すぞ!」
轟「!!」
爆豪「俺が取んのは完膚なきまでの1位なんだよ!舐めプのクソカスに勝っても取れねえんだよ。
デクより上に行かねえと意味ねえんだよ!!
勝つつもりもねえなら…俺の前に立つな!!」
爆豪は走り出した。
爆豪「何でここに立ってんだ!クソがー!!」
轟「(悪ぃ爆豪……緑谷と戦ってから、自分がどうすべきか…自分が正しいのかどうか……分かんなくなっちまってんだ……)」
緑谷「轟君!負けるな!頑張れ!」
轟「くっ……緑谷…!!」
爆豪「クソナードが……」
爆豪は、爆発でジャンプする。
轟は、自分に降りていた霜が溶け始め、炎を出した。
爆豪「(そうだ…そうだよ!俺の前に、ここに立つ以上…!勝つためだけにあたま回してりゃいいんだよ!!)」
轟は炎を構えて、爆豪は回転をかけながら向かって行く。
『!!!』
……轟君………炎を、消した……!?
爆豪「ハウザー…インパクト!!」
大爆発が起こり、轟が作った氷結は全て砕かれた。
プレゼントマイク「わあああっ!特大火力にー!!勢いと回転を加えた!まさに人間榴弾!!
轟は緑谷戦での超爆風を撃たなかったようだが!?勝敗の行方は!!果たして〜っ!!」
爆煙の中、地面に突っ伏していた爆豪はポカーンと口を開けた。
爆豪「は?」
すぐに状況を理解し、爆豪の目には苛立ちが募る。
爆豪「火ぃ消しやがった…!!!」
轟は、場外に飛ばされていた。
爆豪「は?ううっ…」
爆豪は歩き出す。
爆豪「おい……おい!」
気絶している轟にまで走っていき、胸ぐらを掴んだ。
爆豪「ふっ…ふざけんなよ!!意味ねえって言っただろうが!クソがァ!!!こんな一位なんて、こんなの……!!こっ……こん………」
爆豪の周りには、ピンク色の煙が立ちこみ、爆豪は倒れた。
ミッドナイトが個性で爆豪を眠らせたのだ。
『勝己……』
緑谷「ああっ……くっ………」
ミッドナイト「轟君場外!よって、爆豪君の勝ち!」
画面には、WINNER 爆豪勝己 と出ている。
プレゼント「以上で全ての競技が終了!!
今年度、雄英体育祭1年優勝は……A組!爆豪勝己ー!!!」