Main story I
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「「「あ………」」」
次の関門は、足場までの道のりは綱しかなく、他は谷底になっている。
プレゼントマイク「落ちればアウト、それが嫌ならはいずりな!ザ・フォール!!」
麗日「いつの間にこんなステージ造ったん?」
蛙吹は皆より前に出て、座る。
麗日「あっ…」
芦戸「あっ、梅雨ちゃん?」
蛙吹「ケローッ!ケロッ」
蛙吹は張飛でかなり先の綱にくっついた。
蛙吹「大袈裟な、綱渡ね」
芦戸「はやっ!」
『なるほど……跳躍か……』
発目「フフフフフッ。キラーン。来たよ、来ましたアピールチャンス!私のサポートアイテムが脚光を浴びる時」
そして、怪しい笑いをしている生徒が後ろにおり、周りの生徒は若干引いていた。
発目「見よっ!バッ!全国のサポート会社!ワイヤーアローアンドホバソールキラーン!」
麗日「サポート科!?」
芦戸「ええっアイテムの持ち込みいいの!?」
発目「ヒーロー科は普段から実践的訓練を受けてるでしょ?公平を期すため、私たちは自身の発明したアイテムコスチュームに限り装備オーケー……
……と言いますがむしろ私たちサポート科にとっては己の発想、開発技術を企業にアピールする場なのです!ふふふっ」
そう言うと、発目はかなり先の崖にアイテムを刺し、浮いた。
発目「さぁ見て!できるだけデカい企業!!私のドッかわいいベイビーをー!!アッハハハハ!アッハハハハっ!」
麗日「凄い…」
芦戸「悔しい〜っ!」
お茶子「負けないっ!」
芦戸「悪平等だ!」
心操「いいなぁ…フッ」
『?』
皆が走り出した中、心操はニヤリと笑った。
心操は、サポート科の生徒に話しかけると、その生徒は眼の色を失う。そして、心操を背負うとサポートアイテムを使い、次の足場へと進んでいった。
…………あれは、彼の個性…?心を操っているのかな……?
プレゼントマイク「実に色々な方がチャンスを掴もうと励んでますね。イレイザーヘッドさん」
相澤「何足止めてんだあの馬鹿ども!」
『!!』
…ダメだ、私も行かなくちゃ…
なつは手足にドーピングをすると、蛙吹の如く、跳躍をし、みるみる足場を飛んでいった。
一方、轟はツナを片足で凍らし滑っていく。
プレゼントマイク「さぁ!先頭は難なく一抜けしてんぞ!」
走っている轟とは別に、爆豪は爆破で空を飛んでいる。
轟「(調子上げてきたな…スロースターターか……)」
爆豪「クソがぁぁあ!!!」
先頭で爆破が見える中、飯田は崖にたどり着いた。
飯田「おそらく兄も見ているんだ。カッコ悪い姿は見せられん!」
飯田はバランスをとりながらツナをブーストで渡っている。
プレゼントマイク「カッコ悪ぃ〜っ!」
プレゼントマイク「先頭が頭一つ抜けて下はだんご状態!上位何名が通過するかは公表してねぇから安心せずに突き進め!」
轟「ハァハァハァ……んっ!」
プレゼントマイク「さぁ!早くも最終関門!隠してその実態は……
………一面地雷源!地雷の位置はよく見りゃ分かる仕様になってんぞ!
目と足酷使しろー!
ちなみに地雷は競技用で、威力は大した事ねぇが音と見た目は派手だから失禁必至だぜ〜っ!」
相澤「人によるだろ」
なつが第二関門を突破した頃に、マイクの声が響く。
『先頭はもうそんな所に…』
なつは足にドーピングを残したまま、走り出した。