Main story I
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昼休み
セメントスの授業が終わり、障子の席付近では、上鳴、八百万、耳郎、なつ、障子がおり、上鳴は机の上に座っていた。
上鳴「いいよな〜っ障子は!そのガタイだけで目立つもんな!」
障子「自分の有用性を知ってもらわねば意味がない。」
そう障子が言うと、耳郎はウェイな上鳴を思い出しふいた。
耳郎「あんたも目立つと思うよ」
上鳴「うっ…」
『?上鳴君が電気の個性だから?すごい目立ちそうだよね!』
上鳴「なつちゃん…女神…!」
耳郎「違う違うっブフッ…」
上鳴「けど、月下と八百万も目立ちそうだよな!」
八百万「えっ…」
『ヤオモモはすごい個性だし目立つのわかるけど、私は地味だよ?』
八百万「なつさんも凄い個性ですわ?」
上鳴「いやいや、個性もそうだけど、見た目的にも!」
『へ?』
上鳴「超可愛いじゃん!?ってか、綺麗系も混じってるよな!?」
……か、可愛い…!?綺麗!?私が!?
『いやぁ、私はナイナイ。』
なつは苦笑いで返す。
耳郎「まぁ、あの幼馴染だとね…言われないだろうね。」
上鳴「じゃあさじゃあさ!今度飯行かね!?二人で!」
『うん、いい…「邪魔だ!退け!」…爆豪君!今から食堂行くの?』
爆豪「行くわ!ほっとけや!」
『(お礼、まだ言ってない…!)ごめん響香、ヤオモモ!私今日は爆豪君に用事が…』
助けてくれた礼を言えてないから、と二人に伝えると、二人は優しく微笑んだ。
メシ処
なつは激辛麻婆豆腐を食べている爆豪を見つけ、隣に座った。
『一緒に食べていい?』
爆豪「答える前に座ってんじゃねェ!」
『ありがとう。助けてくれて…』
爆豪「…」
『…ヴィランが現れた時も、庇ってくれたし…私が呑まれかけた時も…倒れた時も…
………やっぱりか爆豪君は私にとって一番強いヒーローだよ。』
爆豪「…けっ」
なつは爆豪が返事してくれた事で、ざる蕎麦を食べはじめた。
爆豪「お前は見えてたんか…」
『あっ、脳無の動きだよね?なんか、お父さんに聞いたらそれも白眼の個性なんだってさ。筋肉の収縮で、人よりもよく見えるようになるみたい。
ドーピングも合わせれば、戦闘にも出れる能力なんだって!』
爆豪「チッ…。チートかよ。」
『私ももっと強くなって、爆豪君に守って貰うだけは嫌なんだ。』
かっちゃん離れしなくちゃ。と言うなつを見て、爆豪はまた舌打ちをした。
爆豪「そうかよ。じゃあもう俺に近寄んな。」
爆豪はご飯を食べ終わり、座席を離れた。
『!!…そう言う事じゃ』
上鳴「月下!あれ、爆豪さっき食堂前ですれ違ったぜ?」
『えっ…あ……うん……』
切島「どうした?」
瀬呂「アイツの事だ。またなんか言ったんじゃね?」
前に座った上鳴、瀬呂、先ほどまで爆豪が座っていた席に切島が来、その言葉になつはドワっと涙を溢れさした。
切島「ぅわっ!どうした!!?」
『ごめん、なんでもない……』
上鳴「でもよぉ、そんな泣いて…あいつ女の子泣かすなんて最低だぜ?」
…………違う…かっちゃんは悪くない……ちゃんと強くなって……認めてもらいたい………
なつは涙を拭い、決心した目つきで切島をみた。
『ほんと、何でもないの…切島君。』
切島「ん?」
『付き合って欲しい。』
切島「!!!?/////////」
瀬呂「は、はぁ!!!?公開告白!?」
上鳴「え、え!!!?月下!?爆豪がなんか言ったのか!?俺にしなよ!!!?」
切島「い、いや!まて!?俺はダチを裏切れねェ!!………いやっ、でも月下の気持ちが……/////」
『?…私の個性ね、戦闘にもむいてるって昨日両親に言われたの。個性の使い方は教えてもらった。けど、それには特訓が必要だって……
………2週間の付け焼き刃じゃダメかもだけど、切島君は強い個性だから……2週間、私の訓練に付き合って欲しいの…ダメかな?
あと、瀬呂君も…これはお茶子ちゃんにも協力してもらってからじゃないとダメだけど……」
二つの個性を使い、指先をドーピングし点穴を突く。そしてうまいこと行き動けなくなったら回復させる。そういう説明をしていると、焦り倒した3人は少し落ち着きを戻した。
瀬呂「焦ったわ、マジ!」
上鳴「そういう事なら、切島は適任だな!」
切島「おう!良いぜ!」
『ありがとう!』
なつは微笑んだ。