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テレビアナウンサー「昨日、雄英高校ヒーロー科の火災訓練施設で生徒達がヴィランに襲撃を受けた事件の続報です。
警察の調べによると、犯人グループは自らをヴィラン連合と名乗り、今年春から雄英教師に就任したオールマイトの殺害を計画していたことが新たに分かりました。
警察は72名のヴィランを逮捕しましたが主犯格の行方は依然として分かっていません。」
ヴィラン連合による襲撃事件の翌日の夜。
学校は休校となり、ニュースではUSJの襲撃について取り上げられていた。
細雪「なつー、ご飯よー!」
『うん!今行くー!』
なつは部屋で筋トレをしていた。
昨日のように、サポートするだけではダメだ。戦闘力もつけないと…そういう意識で気は休まらず昨日帰宅してからずっとトレーニングをしていた。
白馬「おっ、白眼、落ち着いたようだな。」
『うん…お父さん、白眼ってほぼ360度透視するだけの能力だよね?
…昨日、脳無のスピードに…オールマイトの速さに、途中から目がついて行けてて…』
細雪「あら」
白馬「なつは俺よりも成長が早いみたいだな。俺がそれを習得できたのは2年の林間合宿からたったのになぁ、優秀で嬉しいよ。」
両親二人の言葉になつははてなを浮かべている。
白馬「筋肉の収縮や動きを直に見て、次の行動が把握できるようになるんだよ。だから、スピードについて行けるようになる。なつは細雪の個性もあるし、戦闘にもサポートにも、むいている個性なんだよ。」
細雪「私と白馬さんは、より多くの人を助けたいと思って決まった、個性婚なのよ。」
『えっ…でも雄英で出会ったって……』
細雪「ええ。私も白馬さんも、お互い高校の時に意識し合ってたけど、この人ったらいざって時に何も言ってくれなくて……私も好きって気持ちをしまっていたから、付き合う事なく卒業したの。」
白馬「お、俺はアピールしてたぞ!細雪が鈍すぎるから気づいてくれなかったんだ…!だから個性婚という建前を使って見合いを申しこんで……」
顔を赤くする白馬をみて、なつはくすくすと笑っていた。
……好きな気持ちをしまって……
『お母さん、一緒だね。』
細雪「あらっ、そうなの?」
白馬「一緒!?何がだ!?もしかして、なつ好きな子が…!?誰だ!?勝己君じゃないのか!?紹介しなさい!」
『もうお父さん煩い〜!ご飯食べよっ!』
月下家はワイワイと食事を勧めた。