Main story I
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死柄木「オイオイ、どういう事だ衰えた?全っ然弱ってないじゃないか!!あいつ…俺に嘘教えたのか!?」
オールマイト「どうした?来ないのか?クリアとか何とか言ってたが…出来るものならしてみろよ」
死柄木「あぁっ!」
眼力だけで死柄木弔は圧倒され、一歩引き下がる。
爆豪「オール…マイト…」
轟「流石だ…俺たちの出る幕はねェみたいだな…」
緑谷「…!」
切島「緑谷!ここは引いた方がいいぜ、もう!かえって人質とかにされたらやべェし!」
緑谷「…」
『(オールマイト…おそらく…もう限界……去勢だ……出久君も何か知ってるようだし……私の個性は……きっとまだ……必要……!)』
爆豪「おい!」
なつは震えるてを握り、オールマイトの元へ足が運ぶ。
その手を爆豪は掴んだ。
爆豪「おい!なつ!」
『…爆豪君……ダメなの……今、私は……』
なつは白眼を開いたまま、動揺した目をしている。
爆豪「!!」
オールマイト「さぁ!どうした!」
死柄木「…!」
死柄木弔はイライラしてきて首をかいた。
死柄木「脳無さえいれば!!奴なら!!
何も感じず立ち向かえるのに」
黒霧「死柄木弔、落ち着いて下さいよく見れば
脳無に受けたダメージは確実に表れている。どうやら子どもらは棒立ちの様子ですし、あの少女も気が動転している様子………
…まだ使える手下も残っています…あと数分もしないうちに、増援が来てしまうでしょうが…あなたと私で連携すれば、まだ殺れるチャンスは充分にあるかと…!」
死柄木「うん…うんうん…そうだな…そうだよ…そうだ……やるっきゃないぜ…目の前にラスボスがいるんだもの…」
「「!!」」
切島「主犯格はオールマイトが何とかしてくれる!
俺たちは他の連中を助けに行こうぜ!」
轟「緑谷?」
緑谷「僕だけが…知ってるんだ…危険度で考えれば
モヤの方だ…オールマイトは恐らく限界を超えてしまってる…モヤに翻弄されれば…きっと…」
緑谷はブツブツと話している。
死柄木はオールマイトに走っていく。
オールマイト「(来るんかい!)」
死柄木「何より脳無のカタキぃ!」
黒霧と死柄木はオールマイトにかかってちくと、緑谷がものすごいスピードで飛んでいった。
緑谷「(僕だけが知ってるピンチ…!)」
切島「緑谷!!?」
なつは緑谷の飛んでいく風圧で意識が途絶え、爆豪に受け止められた。
切島「月下!」
飛んでいった緑谷の前にワープゲートが現れ、そおから死柄木の手が出てくる。
黒霧「二度目は有りませんよ!」
顔を掴まれる。その瞬間に死柄木弔は腕を打たれた。
「「「!!!」」」
飯田「1Aクラス委員長!飯田天哉!ただいま戻りました!」
雄英教師たちの攻撃は繰り広げられ、ヴィランはたちまち倒されていく。
死柄木「あーあ、来ちゃったな…ゲームオーバーだ…帰って出直すか。黒霧…っ!!」
死柄木はスナイプによって両膝と左肩を撃ち抜かれる。その後黒霧がワープゲートで死柄木を庇った。
黒霧「死柄木弔!くっ!!これは!!」
黒霧は13号によって吸い込まれようとしていた。
黒霧「13号!!っ!!」
死柄木「今回は失敗だったけど…今度は殺すぞ。平和の象徴オールマイト…」
死柄木はワープゲートの中に入っていき、消えていった。
緑谷「くっ…なにも…できなかった…」
オールマイト「そんな事はないさ…」
緑谷「!!」
オールマイトは半分がもう戻っている。
オールマイト「あの数秒が無ければ、私はやられていた…また、助けられちゃったな。」
緑谷「…あと…もしかしたら……なつちゃん……気付かれたかも……」
オールマイト「ああ。おそらくそうだろうね。けど、大丈夫!」
オールマイトは先ほどの怒りの表情とは違い、優しく微笑んでいる。
這いつくばりながら緑谷が泣いていた。
緑谷「オールマイト……無事で…良かったです…」
───
轟「月下は大丈夫か」
爆豪「……ああ。」
なつは個性の使いすぎで気絶している。
爆豪はなつを横抱きにした。
爆豪「(クソ…無茶しやがって……)」
轟「ここにこれだけプロヒーローが集まるって事は、学校全体に仕掛けてきたって事じゃなさそうだな。」
爆豪「…」
爆豪は緑谷の方を見ており、切島はそちらに走っていった。
切島「緑谷ー!」
緑谷「切島君…」
切島「大丈夫かー!?」
オールマイト「(切島少年…なんて素晴らしい心持ち…しかし待って、バレてしまう!やばい!待って!くそぉぉ!!)」
緑谷「…!き、切島君!待っ…」
ドゴォォォオオオ!!!
切島と緑谷の間には大きな壁が盛り上がった。
切島「!うぉお!!」
セメントス「生徒の安否を確認したいから、ゲート前に集まってくれ。怪我人の方はこちらで対処するよ。」
切島「そりゃそうだ。ラジャッす!」
切島は爆豪と轟の元に走っていった。
切島「おーい!ゲート前に集合だってさー!」
緑谷オールマイト「はぁ…」
オールマイト「ありがとう。助かったよセメントス。」
セメントス「俺もあなたのファンなので。このまま姿を隠しつつ保健室へ向かいましょう。しかしまぁ、毎度無茶しますねぇ。」
オールマイト「無茶をしなければやられていた…それほどに強敵だった…」
オールマイト達は別ルートで保健室へと向かった。