Main story I
夢小説設定
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飯田「オイ爆豪くん!!状況を教えたまえ!どうなってる!?」
爆豪「黙って手備してろ……ムカついてんだよ
俺ぁ今ぁ……!」
飯田「気分聞いてるんじゃない!!おい!?切れた…!勝手に飛び出しておいて…何なのだ彼は!もう!」
『…飯田君!爆豪君は、出久君と交戦中!………お茶子ちゃんは逃しちゃったみたい…」
……爆豪君は、今怒ってるから出久君しか眼中にないんだろうなぁ………
なつは爆豪と緑谷を見るのを辞め、麗日を探していた。
飯田「爆載くんはナチュラルに悪いが今回の訓練に関しては的を射ているわけだ…ふむ…ならば僕も敵に徹すべきなのだ…そう、これも飯田家の名に恥じぬ立派な人間となる為の試練!なりきれ!ヒーローになる為!悪に染まれ!」
なつが探している間、飯田はぶつぶつと言うと振り向いた
飯田「俺はぁ…至極悪いぞおおゲヘヘヘヘ」
『飯田君!見つけた!すぐそこ!』
飯田「! 来たか麗日君!」
お茶子「!あ、はは」
『お茶子ちゃんが一人で来る事は分かってたよ』
飯田「触れた対象を浮かしてしまう“個性”だから先程………君対策で、このフロアの物は全て片付けておいたぞ!これで君は小細工出来ない!ぬかったな、ヒーロー!フハハハハハ!」
お茶子「様に…!なってる…!」
爆豪「チビ!デクを探せ!」
麗日は緑谷に無線を入れたのと同時にまた白眼を使った。
麗日「デク君」
緑谷「麗日さん!どう!?」
麗日「飯田君と月下さんに見つかっちゃった、ごめん、今ジリジリと…………」
飯田「フハハハハ!俺は悪いぞ!」
『爆豪君!出久君の居場所は四階の真ん中フロア!』
返事がないが、また大爆発が起こり、衝撃で地面が揺れる。
飯田「爆豪君!応答しろ!君がやったのか!?一体何をしたんだ!状況を説明してくれ!」
『飯田君、大丈夫!私が見てるから!出久君見つけて手枷で爆破を起こしたみたい………出久君は無事だよ!」
麗日「(チャンス!核の回収で、私たちの勝ち!)」
麗日が走りだすと、飯田は気づいた。
飯田「させないぞ!ヒーロー!」
麗日は両手の指を合わせ、高く飛んだ
麗日「(回収条件は、本体にタッチする事!)」
飯田「自身も浮かせられるのか…!」
麗日「解除!負担の大きい超必です!」
エンジンをかけ、飯田が煙を立てると麗日は別方向へ飛んでいき、かべに転がった。
飯田「君の個性は触られない限り脅威ではない。このまま時間いっぱい粘らせてもらうぜ!ぐくくくく」
麗日「ぬう…!(デクくん頑張ってるのに…!)」
……私には攻撃力はない…見ることしか出来ない………
オールマイト「爆豪少年次それ撃ったら…強制終了で君らの負けとする。」
爆豪「あ!?」
オールマイト「屋内戦において大規模な攻撃は
守るべき牙城の損壊を招く!ヒーローとしてはもちろん敵としても愚策だそれは!大幅減点だからな!」
爆豪「ぐっ…!!!」
オールマイト「(先生として、もうここは止めるべき…しかし…!)」
無線で爆豪がオールマイトから注意を受けている。
……あの爆発はそんなにも大規模だったのか…
なつは二人の背中を思い浮かべていた。
『飯田君!ちょうどこの真下で戦闘!またすごい衝撃が来るかも…備えて!』
飯田「!!」
麗日「はいっ!」
無線で何かを聞いたお茶子は柱に捕まった。
飯田「?」
『(まさか…!でも、大規模攻撃は…)』
真下から風圧で地面のコンクリートが円状に巻き上がっていく。
麗日は捕まっていた柱に個性を発動させた。
麗日「飯田くん!なつちゃん!ごめんね即興必殺!彗星ホームラン!」
飯田「ホームランではなくないかーーーーーー!!!」
バットのように振り切り、瓦礫のかけらをなつと飯田に打ち、ガードをしている間にジャンプし、核まで飛んで行った。
麗日「解除…回収!」
飯田「あぁー!!!核ー!!」
『…』
穴の下には、緑谷と爆豪が向かい合って立っている。緑谷は左手は爆発により、右手は粉砕骨折と、ボロボロだった。
爆豪「…!!そういう…ハナっからてめェ…
やっぱ舐めてんじゃねぇか…!!!」
緑谷「使わないつもりだったんだ………使えないから...体が衝撃に耐えられないから…相麗先生にも言われて……たん…だけど…これしか…思いつかなかった」
爆豪「!!」
緑谷は倒れた。
オールマイト「ヒーロー…ヒーローチーム…ウィーーーーン!!!」