Main story I
夢小説設定
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オールマイト「状況設定は、ヴィランはアジトのどこかに核兵器を隠していて、ヒーローはそれを処理しようとしている。
ヒーローは時間内にヴィランを捕まえるか核兵器を回収すること。ヴィランは制限時間まで核兵器を守るか、ヒーローを捕まえる事!」
『(カンペ………)』
緑谷「設定アメリカンだなぁ!」
オールマイト「1チームのみ3人になるが、チーム及び対戦相手はくじだ!」
飯田「適当なのですか!?」
緑谷「プロは、他事務所のヒーローと急増チームアップする事が多いし、そういう事じゃないかな…」
飯田「そうか………先を見据えた計らい…失礼いたしました!」
オールマイト「いいよ、早くやろう!」
チームA 麗日・緑谷
チームB 障子・轟
チームC 峰田・八百万
チームD 爆豪・飯田・月下
チームE 芦戸・青山
チームF 口田・砂藤
チームG 上鳴・耳郎
チームH 蛙吹・常闇
チームI 尾白・葉隠
チームJ 瀬呂・切島
麗日「すごい!縁があるね!よろしくね!」
緑谷「(マジかぁ!ちゃんと喋らないとコレ…!)」
オールマイト「続いて!最初の対戦相手はー!コイツらだ!Aコンビがヒーロー、Dコンビがヴィランだ!他のものは、モニタールームに向かってくれ!」
緑谷と爆豪は睨み合った。
女子のなつには入れない空気感。
なつは二人の背中を見ていた。
オールマイト「ヴィランチームは先に入ってセッティングを、5分後に、ヒーローチームが潜入でスタートする!
飯田少年、爆豪少年、月下少女。ヴィランの思考をよく学ぶように。これはほぼ実践。怪我を恐れず、思いっきりな!度がすぎたら中断する。」
飯田「はいっ!」
『はい。』
爆豪「…」
─────
核の部屋に辿り着くと、飯田となつは辺りを見渡し、爆豪は二人に背を向けていた。
飯田「訓練とは言え、ヴィランになるのは心苦しいな…………これを守ればいいのか…ハリボテだ。」
『私の白眼で常に二人の位置は把握して伝えるね。』
飯田「ああ。頼むよ。」
爆豪「オイ!デクは個性があるんだな?」
飯田「あの怪力を見たろ。どうやらリスクが大きいようだが…」
………やっぱり、そうなんだ………
チラッと爆豪を見ると、顔がもう怒っている。
爆豪「っ…!」
飯田「しかし、君は緑谷君にやけに突っかかるな」
爆豪「(この俺を騙してたのか…クソナードがぁ!!)おいチビ!始まったら速攻で個性使え!俺が戦闘始めたら、個性は休み休み使え!使い過ぎんな!」
『わ、わかった!』
爆豪はなつにそれをいうと、部屋を出て行った。
飯田「月下さんは、緑谷君と爆豪君の事よく知ってるみたいだが、何かあったのか?」
『…昔はよく一緒に遊んだんだけど………私にも何であんな仲悪くなったのか知らなくて………』
……女の私には、立ち入れない領域がある……
そう見えてしまって、喧嘩し始めてる(出久がいびられている)時に遭遇したら、止めるようにはしていた。
飯田は、百面相してだんだん落ち込んでいるなつを見て「そうか、すまない。」と呟いた。
─────
オールマイト「それでは、Aコンビ対Dコンビ屋内対人戦闘訓練!スタート!」
『白眼!
…お茶子ちゃんの浮遊で今二人が窓から侵入してきたよ………爆豪君、そのスピードで歩いてくと、その三つ目の角右手側から二人が出てくるよ。』
爆豪からの返事はない。
だが、すぐに聞こえた爆破音で二人は戦っている事が分かった。
飯田「月下君に見てもらってる方が爆豪君も戦いやすいだろうに…どうして…」
『私、個性使いすぎると眠っちゃうの………それを分かってるから、ああ言ってくれたんだと思う………』
個性の事は、本人に言ったことがない。でも、ちゃんと周りを見てるから、私でも気付かない事気づいてくれるの。ああ見えて意外と優しいんだよ?
なつは優しくほほえんだ。
飯田「そうか。…おっと、俺たちも対策を講じないとな。」
二人で話し合い、麗日対策で部屋を綺麗に、もぬけの殻にした。