Main story Ⅲ
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目良「さて、立て続けに3名通過。現在82名となり残席はあと18名!」
爆豪達はANTER ROOMへと歩いていた。
切島「そっちでもあっちでもバトってんな。」
上鳴「あら?オイねぇアレ、瀬呂たちじゃん!?
やったあスッゲ、オーイ!」
麗日「上鳴くん!やったあスッゲ、オーイ!」
上鳴、瀬呂、切島、麗日は「やった!やった!」と踊っている。
緑谷がそれを見ていると、爆豪は緑谷の前を通って行った。
爆豪「通ったんかデク。てめクソ…」
緑谷「かっちゃん…あ…うん…(なんか…久々だ
神野以降…以前にも増して絡んでこなかったから…)」
爆豪「そんな“力”がありゃ当然だ。」
緑谷「は!?(かっちゃんが今…え!?僕を…) な…ええ!?」
爆豪「“借り物”…自分のモンになったかよ。」
緑谷「!!」
通り際に爆豪は緑谷にだけ聞こえるよう言う。
緑谷─いつか…この個性をちゃんと自分のものにして…僕の力で君を超えるよ!─
緑谷「かっちゃん…」
八百万「皆さんよくご無事で!心配していましたわ!」
上鳴「ヤオモモー!コブジょゴブジ!つーか早くね皆!?」
障子「俺たちもついさっきだ。轟と月下が早かった。」
耳郎「爆豪も絶対もういると思ってたけど、なる程っ、上鳴が一緒だったからか。」
上鳴「はぁ!?お前ちょっと、そこなおれ!」
爆豪が上鳴の後ろにいることで耳郎が言うと、上鳴は耳郎を指差した。
なつは爆豪と切島、上鳴にお茶を渡した。
『お疲れ様。ターゲットを外すキーが奥にあるの。ボールバッグと一緒に返却棚に戻せってさ。』
切島「サンキュー。」
轟「A組はこれで11人か。」
緑谷「あと9人…」
八百万「アナウンスでは通過82名…枠はあと18人…」
緑谷「(みんな…)」
A組生徒たちはモニターをじっと見た。
─────
目良「ハイ、えー。ここで一気に8名通過来ましたー!残席は10名です!」
八百万「A組は…」
耳郎「あと9人…これ…全員はもう無理かなぁ…」
『うう…みんな頑張ってぇ…』
なつは目を瞑って願っている。
その時、葉隠と尾白が通過した。
目良「2名通過!残りは8名!!」
そして芦戸、常闇、峰田が通過していく。
目良「5名!続々と!この最終盤で一丸となった雄英がコンボを決めて通っていく!」
耳郎「あと雄英は4人…!」
そしてすぐ、口田、砂藤が通過し、現見も通過した。
目良「おっとここで士傑高から通過者!残り2名!」
『残るは青山君と飯田君…』
目良「そして0名!100人! 今埋まり!!終了!です!ッハッハー!!」
上鳴切島「おオオオっしゃああああ!!」
椅子にドカッと座っている爆豪の前で切島と上鳴は喜んでいる。
『やったぁぁ!!!良かったぁ!!』
麗日「雄英全員、一次通っちゃったあ!!」
瀬呂「スゲエ!!こんなんスゲェよ!」
蛙吹「ケッケロ〜!」
緑谷「よかった…」
障子「ああ。」
なつは近くにいた耳郎に抱きつき、A組生徒たちは各々喜んでいた。
目良の声はやっと一次試験を終え、弾んで聞こえる。
目良「これより残念なから脱落してしまった皆さんの撤収に移ります。皆さん、速やかにお引き取りくださいね。」
