Main story Ⅲ
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近くにはベストジーニストがいる。
勝己は血まみれで心臓に穴が空き
血を流し倒れていた
─────
『!!!』
目が覚めると、汗がびっしょりとかいている。
またあの夢……
……ベストジーニスト…彼がなんで勝己のそばに…?……
シャワーを済ませ、朝食をとりに共有スペースに行くと、爆豪は焼き魚を食べていた。
ランチラッシュ先生が朝早くから作ってくれた朝食は、寮に配膳され、和食と洋食を選べるタイプになっている。
ちなみに夕食もランチラッシュ先生が作ったものがそれぞれの寮に配達される仕組みとなっている
なつも和食を選び、それを取った。
…勝己…やっぱあれは夢だよね……良かった……相変わらず、食べ方綺麗だなぁ……
『おは…』
─テメェの好きと俺の好きはちげぇんだよ。バカ─
『っ…』
言われた事を思い出してしまい、どう話しかければいいか分からないなつは、爆豪から離れた場所に朝食を置いた。
爆豪「おい。」
『…』
爆豪「こっち座れや。」
『ぇ…う、うん…』
隣を指さされ、そこで食べ始めると、爆豪は朝食を食べ終わり手を合わせた。
なつも食べ終わり手を合わせた頃、黙っていた爆豪は口を開いた。
爆豪「なんかあったンか。」
『え…?』
爆豪「顔色、悪ぃぞ。」
『えっと……また…夢、見ちゃって……』
フラれたことに対しての気まずさも強いが、顔色が悪いのはきっと夢を見たから。
そう思い言うと、爆豪はなつを真剣に見つめた。
爆豪「俺が死ぬっつー夢か。」
『…うん』
爆豪「ンな夢もう見んじゃねェ。」
『…私だって見たくないよ…でも…』
爆豪「前にも言ったけどなァ……」
爆豪はまたなつを引き寄せ、自分の胸に寄せた。
爆豪「ちゃんと生きてんだろォが。ちゃんと聞け。」
確かにちゃんと聞こえる。
だが、薫ってくる爆豪の香りと男らしい胸板になつの心臓はバクバクと鳴り響き、爆豪からバッと離れた。
『だ、ダメだよ!!』
爆豪「あァ?」
『だ、だって…男女がバグって…こ、こんなの誰かに見られたら…』
爆豪「……」
『歯!!!歯!!磨いてくるね!!!じゃ、また学校で!!』
なつは顔を赤くして走って戻っていった。
爆豪「……は…?」
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