ONEPIECE/サボ オチ予定
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そして7年後───
『エース!!』
なつは湖にたどり着き、湖に飛びこんだ。
エース「なつ!ったく、あぶねぇ!!」
『大丈夫よ。私は能力者でも泳げるんだから。それに、エースが助けてくれるって分かってたしね。』
なつはエースに支えられながら水に浮かんでいた。
エース「で?何でここに来たんだ?」
『明日出発するんでしょ?』
エース「まぁな。」
『エースはいつもルフィといるでしょ?一人で居る時って湖で泳いでる時位だから今来たの。』
なつはそう言うとエースに抱きついた。
『エース、私達を守ってくれてありがとう。』
エース「なつ…………俺と一緒に来いよ。」
エースはなつを抱きしめ、なつの目をみて言った。
『エース…私、エースの事大好き。でも…サボは私がルフィを旅をするって思ってるんだ…私もそのつもり。ルフィったら危なっかしいから…』
エース「そう言われると思ったぜ。…じゃあ、一つだけ欲しいものがある。」
『え?なに?私にできることなら…!!』
エースはなつの唇に自分の唇を重ねた。
『んっ!!!』
エース「なつがサボの事を好きなのは分かってる。だからせめてなつの初キスだけはおれが奪わねェとな!」
『もうっ!……バカエース…』
エース「そろそろ帰らねェと色々やべェ。帰るぞ。」
『もうちょっとゆっくり話したかった。』
エース「バカかお前!…そんな透けてる格好でいられると…おれがもたねェ。」
なつが自分の格好を見ると、白いワンピースは完全に透けて下着が丸見えだった。
『きゃっ!』
エース「なつ、お前は女なんだからもっと危機感をもて。良いもん持ってんだからよ。」
『…わかった。気をつける。……エース、絶対に生きてね。私はエースが産まれて来てくれて良かったって思ってる。家族として心から愛してる。だから……』
エース「大丈夫さ。約束しただろ。おれは絶対に死なねェよ。」
なつは安心して微笑んだ。
翌日、エースはコルボ山の港から静かに出港した。
それから一年。
『マキノ!みて!!エースが名を上げてる!!海賊船も仲間達も写ってるわ!ルフィにも言わなくちゃ!!』
なつは嬉しそうにマキノに言い、コルボ山へ走って行った。
…エースは頑張ってるんだ!私ももっと強くならなくちゃ!
なつの修行は死んだ魚を生き返らせたり怪我した動物を助けたりが殆どだった。
そのおかげでホーリーウォームの威力は上がっている。
『ルフィ!わたしと修行しようよ!戦いね!一日100戦!』
ルフィ「いいぜ!」
それからなつはルフィのワザを合気道でかわす事を心がけていた。
『チェーンジュエル!!』
ルフィ「ずりぃ!この鎖使うなんて!」
『チェーンジュエルの威力も上げたいの。我慢してね。』
なつは微笑んだ。
─────
ルフィ17歳、なつ19歳。ついに二人は出航日となった。
『ダダン!みなさん!ルフィを長い間お世話になりました!』
ダダン「早く行っちまいな!」
なつはフーシャ村に戻った。
マキノ「まさかなつも海賊になるとはね…」
『うん。マキノ、ありがとう。いろんなことを教えてくれて…どれだけ感謝してもしきれないよ。』
なつが言うとマキノはなつを抱きしめた。
マキノ「私こそ、なつからはすごく笑顔をもらった。…ありがとう!」
ルフィ「なつ!行くぞー!」
『うん!』
「ルフィ!ウチの古い漁船使えよ!」
ルフィ「いいんだこれで!!ここから始めるんだおれ達は!!」
「ボートってお前~!なつも居るんだぞ!?」
『私もこれでいい!!!』
ルフィ「~!!見ててくれ!!おれも海へ出るぞォ~!!サボが1番!エースが2番!おれは3番目だけど負けねェ!!待ってろよエース!!すぐに追いつく!」
『サボ、見ててね…私も海賊になるよ…!』
ルフィ「よっしゃ!行くぞ!!海賊王におれはなる!!」
フーシャ村の港には元気な声が聞こえてくる。
幼少期-終-