時をかける少女/千昭オチ【完】
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翌日、高瀬君がやんちゃグループに水をかけられていた。
『ちょっとやめなよ!!』
真琴「そうだよ。やめなよ!!」
なつと真琴と友梨は三人で歩いていて、2人は叫んだ。
すると水が止まりやんちゃグループはそいつを見て逃げて行った。
千昭「まだやるのかよ。」
『間宮君…』
千昭「ひでーな。ビショビショだ。」
早川「大丈夫?高瀬くん…」
高瀬「昨日はコーラかけられた。お返しにコーヒー牛乳かけてやったけどな。」
早川「そういう事するからまたやられんじゃん、ねぇ?」
友梨が千昭を気にして言うも、千昭はスルーしてなつの所へと歩いて行った。
千昭「よーなつ!見たかよ昨日のナイター!やっぱすげーよな斎藤の抑え!」
『…』
千昭「ん?いま目逸らしたろ。」
『逸らしてないよ。』
千昭「何たくらんでんだ。」
『何も?』
千昭「なんだよ。言えよ!」
『なんでもないってば!…』
千昭「え、どうした」
真琴「そうだよ、なつ何かあった?」
『…あ…ごめん…』
怒鳴ってしまい、なつが黙ると高瀬と目があった。
高瀬「紺野お前…なんであの時僕に天ぷら揚げろって言ったんだよ。」
真琴「いや、あの…まさかあーなるとは…」
高瀬「月下、お前だってなんで俺に消せって言ったんだ!」
『えっ、それは高瀬くんが近くにいたから…』
高瀬「お前のせいだ!ばか!」
高瀬がなつに言うと、千昭はなつの前に立った。
千昭「あ!?誰がバカだ!グダグダ言ってっと投げっぞ!」
『いいって私の事は。』
千昭「よくねぇよ!」
高瀬「ああ、投げろよ!うっ!」
高瀬の顔に、千昭の靴がヒットした。
千昭「あ、投げちった。」
高瀬「ばか!」
高瀬は走って帰って行った。
千昭「失礼なやつだな、人をバカ呼ばわりか」
『あながち嘘でもないしいいんじゃない?』
千昭「俺はともかくなつは賢いだろ。」
『間宮君もいつも私のこと馬鹿馬鹿言うじゃん。』
千昭「俺のは愛情表現だから。」
『…』
なつが無視すると千昭は笑った。
千昭「…突っ込めよさみーだろ俺が!こいつ今日調子悪くない?早川さんもそう思うでしょ」
早川「え!?あっ、そうですね。」
千昭「なんで敬語?」
早川「いや、だって…あんまり喋ったことないし。」
2人が話しているのを横目になつは教室に戻った。
─────
真琴「なつ!花火大会だけどさ!」
『うんっ、なになに?』
なつが真琴と話しながら教室に行くと、千昭と功介が教室でなつと真琴が買った雑誌を見ていた。
真琴「何よ~結局花火大会とか行くわけー?」
千昭「まあなー。なつ、こことかいいんじゃね?」
千昭が言うとなつは席を立った。
『真琴ごめん、私美術室行ってくる。』
その日も、その次の日もなつは無視し続けた。