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248.長き夢 (厩戸皇子・十六夜丸・中臣鎌足・夢主)
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次に十六夜丸が意識を取り戻したのはふとした瞬間だった。
一瞬のうちに視界が開けたのである。
どうやら人間の住まいの中にいるようで、十六夜丸は見たこともない服を着て膝をついていたのだ。
時刻は恐らく夜だろう。
しかし燭台の僅かな灯りも十六夜丸には眩しく十六夜丸は顔を歪ませ灯りから顔を背けた。
「術は成されたようだな。」
聞き覚えのある声に十六夜丸は振り向くとそこには椅子に座った男がこちらを見ていた。
十六夜丸を墓に案内したあの男だ。
「貴様・・」
一体どういう事だを十六夜丸が男に問い詰めようとした時、男が言った。
「私は中臣鎌足。お前の名を聞こう。」
人間ごときに上から目線で言われる筋合いはないと十六夜丸はその男・・鎌足を睨みつけた。
「フフ・・そう睨んでもその顔では逆にそそるではないか。その女は私の側付で実に従順で私を睨みつけるなんて決してない女だ。うむ、実に新鮮だ。」
十六夜丸は驚いて自分の手を見た。
いつもの自分の手ではない、どう見ても女の手だった。
鎌足は十六夜丸に手鏡を放り投げた。
「これは鏡というものだが御存知かな。自分の顔を見ることが出来る。」
自分の顔など今まで水溜まりでしか見たことがなかった十六夜丸はそんなに自分の顔というものがどんなものだかよく知らない。
十六夜丸は放り投げられた鏡という物を手に取り自分の顔を見てドキリとした。
自分の右頬にあの女にえぐられた三本の傷がくっきり浮かび出ていた。
それと血のように赤い自分の目!
十六夜丸は驚愕し鏡の自分に釘付けになり即座に傷に手をやった。
鎌足はそんな十六夜丸の様子ににやりとし、
「どうやらその傷は生半可な事では消えぬ怨念の所為のようなだ。・・どれ、こうしていても時間がもったいない。私もお前の使い方を考えねばならんので今宵はまず互いの立場をしっかり理解しようではないか。」
と椅子からたちあがると十六夜丸の方へ歩み寄った。
「お前の主中臣鎌足が命ずる、今宵は私にその身を与えよ。・・何、簡単な命令だ。上手く事が成ればお前の腹も満足しよう。・・そう硬い顔をするな、お前も最初は楽しむがいい。」
十六夜丸は押し倒され鎌足にのしかかられた。
十六夜丸は自分の身に何が起こったのか分からなかったがこの状況を何とかしないととあの女の首をへし折った時のように鎌足の首に両手を掛けた。
だが鎌足は不敵に笑う。
「私はお前の主だ。ふっ・・やれるものならやってみろ。」
「くっ・・。」
己の力がないからなのか人間の身体だから力が入らないのか全く鎌足の首を絞めることが出来ない。
「どうだ、出来ないだろう。それはお前が私の使役される側だからだ。主に対して危害は一切出来ぬよう、そう作られているからだ。」
「つくられた・・?」
「そうだ、作られたのだ。どういう事か知りたいか。」
状況が呑み込めていないような顔の十六夜丸に鎌足は、
「いいか、お前は既に神ではない。人を呪い危害を加えた(と意思表示した)段階で神格を失ったのだ。故にこうして人に使役されるのだ。お前はその力をただ主の私に使えばよい。」
(私は既に神ではない・・・)
十六夜丸はそう言われたことに呆然とした。
何がいけなかったのだろう、そう思っていた矢先急接近した鎌足の顔のアップに驚いた。
「やめろ!私に触れるな!」
「フフ・・『人間諦めが肝心』という言葉がある。お前に拒絶の権利はない。」
鎌足は女、つまりは十六夜丸の手首を握り上部に押し倒し自由を奪うと首筋に舌を這わせた。
「うわああ!」
身の毛がよだつ気持ち悪さに十六夜丸は叫んだ。
鎌足は耳障りだと一発十六夜丸の頬を平手で思いっきり打った。
「ぅぅ、ぁ・・ぁ・・。」
ショックで目を見開いて鎌足を見る十六夜丸に鎌足はほくそ笑むと、
「お前の身に誰が主人だかしっかり教え込んでやるからな。」
と言うと、十六夜丸をありとあらゆる方法で凌辱した。
一瞬のうちに視界が開けたのである。
どうやら人間の住まいの中にいるようで、十六夜丸は見たこともない服を着て膝をついていたのだ。
時刻は恐らく夜だろう。
しかし燭台の僅かな灯りも十六夜丸には眩しく十六夜丸は顔を歪ませ灯りから顔を背けた。
「術は成されたようだな。」
聞き覚えのある声に十六夜丸は振り向くとそこには椅子に座った男がこちらを見ていた。
十六夜丸を墓に案内したあの男だ。
「貴様・・」
一体どういう事だを十六夜丸が男に問い詰めようとした時、男が言った。
「私は中臣鎌足。お前の名を聞こう。」
人間ごときに上から目線で言われる筋合いはないと十六夜丸はその男・・鎌足を睨みつけた。
「フフ・・そう睨んでもその顔では逆にそそるではないか。その女は私の側付で実に従順で私を睨みつけるなんて決してない女だ。うむ、実に新鮮だ。」
十六夜丸は驚いて自分の手を見た。
いつもの自分の手ではない、どう見ても女の手だった。
鎌足は十六夜丸に手鏡を放り投げた。
「これは鏡というものだが御存知かな。自分の顔を見ることが出来る。」
自分の顔など今まで水溜まりでしか見たことがなかった十六夜丸はそんなに自分の顔というものがどんなものだかよく知らない。
十六夜丸は放り投げられた鏡という物を手に取り自分の顔を見てドキリとした。
自分の右頬にあの女にえぐられた三本の傷がくっきり浮かび出ていた。
それと血のように赤い自分の目!
十六夜丸は驚愕し鏡の自分に釘付けになり即座に傷に手をやった。
鎌足はそんな十六夜丸の様子ににやりとし、
「どうやらその傷は生半可な事では消えぬ怨念の所為のようなだ。・・どれ、こうしていても時間がもったいない。私もお前の使い方を考えねばならんので今宵はまず互いの立場をしっかり理解しようではないか。」
と椅子からたちあがると十六夜丸の方へ歩み寄った。
「お前の主中臣鎌足が命ずる、今宵は私にその身を与えよ。・・何、簡単な命令だ。上手く事が成ればお前の腹も満足しよう。・・そう硬い顔をするな、お前も最初は楽しむがいい。」
十六夜丸は押し倒され鎌足にのしかかられた。
十六夜丸は自分の身に何が起こったのか分からなかったがこの状況を何とかしないととあの女の首をへし折った時のように鎌足の首に両手を掛けた。
だが鎌足は不敵に笑う。
「私はお前の主だ。ふっ・・やれるものならやってみろ。」
「くっ・・。」
己の力がないからなのか人間の身体だから力が入らないのか全く鎌足の首を絞めることが出来ない。
「どうだ、出来ないだろう。それはお前が私の使役される側だからだ。主に対して危害は一切出来ぬよう、そう作られているからだ。」
「つくられた・・?」
「そうだ、作られたのだ。どういう事か知りたいか。」
状況が呑み込めていないような顔の十六夜丸に鎌足は、
「いいか、お前は既に神ではない。人を呪い危害を加えた(と意思表示した)段階で神格を失ったのだ。故にこうして人に使役されるのだ。お前はその力をただ主の私に使えばよい。」
(私は既に神ではない・・・)
十六夜丸はそう言われたことに呆然とした。
何がいけなかったのだろう、そう思っていた矢先急接近した鎌足の顔のアップに驚いた。
「やめろ!私に触れるな!」
「フフ・・『人間諦めが肝心』という言葉がある。お前に拒絶の権利はない。」
鎌足は女、つまりは十六夜丸の手首を握り上部に押し倒し自由を奪うと首筋に舌を這わせた。
「うわああ!」
身の毛がよだつ気持ち悪さに十六夜丸は叫んだ。
鎌足は耳障りだと一発十六夜丸の頬を平手で思いっきり打った。
「ぅぅ、ぁ・・ぁ・・。」
ショックで目を見開いて鎌足を見る十六夜丸に鎌足はほくそ笑むと、
「お前の身に誰が主人だかしっかり教え込んでやるからな。」
と言うと、十六夜丸をありとあらゆる方法で凌辱した。