※1 記憶を失っている時の名前は変換できません。
247.千三百年前の出会い (蒼紫・斎藤・夢主・十六夜丸)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
斎藤が警察署へ戻った早朝、署内は警官でごった返していた。
御庭番衆(白・黒・お近・お増)によって捕らえられた怪しい男達が丁度ブタ箱に振り分けられ入れられた所だったからだ。
「藤田君、こんな大変な時に何処へ行ってたんだね!こっちは夜中にたたき起こされて此の有様だ!」
と、不満を斎藤にぶちまける警察署長だった。
「後の面倒は私が処理します。署長は一旦御自宅に戻られては。」
斎藤が努めて冷静に申し述べると署長は、
「よし、この件は君に任せる!それでは儂は昼まで戻らせてもらうぞ。」
と少し機嫌を良くしさっさと帰って行った。
「この緊急事態に寝ないで事に臨むという精神はないのか阿呆が。維新の志士も今や食って寝るだけの豚と同じだな。」
斎藤は足取り軽く帰宅する署長を二階から見下ろした。
そして、
「この機会を俺が逃すと思うか、せいぜいあんたの代わりに利用させてもらうぞ。」
と呟き地下の留置所へ向かったのだった。
2017.3.13
御庭番衆(白・黒・お近・お増)によって捕らえられた怪しい男達が丁度ブタ箱に振り分けられ入れられた所だったからだ。
「藤田君、こんな大変な時に何処へ行ってたんだね!こっちは夜中にたたき起こされて此の有様だ!」
と、不満を斎藤にぶちまける警察署長だった。
「後の面倒は私が処理します。署長は一旦御自宅に戻られては。」
斎藤が努めて冷静に申し述べると署長は、
「よし、この件は君に任せる!それでは儂は昼まで戻らせてもらうぞ。」
と少し機嫌を良くしさっさと帰って行った。
「この緊急事態に寝ないで事に臨むという精神はないのか阿呆が。維新の志士も今や食って寝るだけの豚と同じだな。」
斎藤は足取り軽く帰宅する署長を二階から見下ろした。
そして、
「この機会を俺が逃すと思うか、せいぜいあんたの代わりに利用させてもらうぞ。」
と呟き地下の留置所へ向かったのだった。
2017.3.13