※1 記憶を失っている時の名前は変換できません。
276.消えた三本傷 (比古・夢主・十六夜丸)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
比古の刀が武尊の胸を貫き、武尊はそのまま弧を書くようにゆっくりと後ろへ倒れた。
倒れた武尊の周りには白い雪に赤い花が咲いて行くように血が広がっていく。
一歩、もう一歩、と比古は武尊に近づいてその顔を見下ろした。
その顔は笑っているようだった。
「これでよかったのか武尊。」
比古は九頭龍閃を放ったが刺突以外は紙一重で外れる様にしていた。
全部命中していればそれこそ武尊はみじん切りだった。
その時、比古はハッと目を見開いた。
武尊の顔にあった三本の傷が消えているのだ。
「綺麗な顔しやがって・・だが俺が見たかったのはこんなお前の顔じゃないぞ武尊・・。」
比古は声をふるわせた。
帰って来たばかりだというのにまさかこんなことになろうとは・・
比古はこの結末を受け入れることが出来ずにそのまま立ち尽くしたのだった。
2022/2/3
倒れた武尊の周りには白い雪に赤い花が咲いて行くように血が広がっていく。
一歩、もう一歩、と比古は武尊に近づいてその顔を見下ろした。
その顔は笑っているようだった。
「これでよかったのか武尊。」
比古は九頭龍閃を放ったが刺突以外は紙一重で外れる様にしていた。
全部命中していればそれこそ武尊はみじん切りだった。
その時、比古はハッと目を見開いた。
武尊の顔にあった三本の傷が消えているのだ。
「綺麗な顔しやがって・・だが俺が見たかったのはこんなお前の顔じゃないぞ武尊・・。」
比古は声をふるわせた。
帰って来たばかりだというのにまさかこんなことになろうとは・・
比古はこの結末を受け入れることが出来ずにそのまま立ち尽くしたのだった。
2022/2/3