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273.『枷』の答え (蒼紫・夢主・お増・お近)
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蒼紫は己の白濁液と武尊の愛液でまみれた自分と武尊にお湯を掛け流した後、武尊を抱えて湯船に入った。
美しい武尊の背中に残る大きなクロス傷痕が浴室の灯りにしっかり見える。
それは回転剣舞六連の初段2太刀を喰らった傷。
(愛している・・武尊・・天地が俺達を引き裂こうとも永遠にお前だけを・・・)
蒼紫はその傷を包み込むようにと抱きしめた。
すると柚子のいい匂いと暖かな浮遊感に武尊はゆっくり意識を取り戻した。
(うわっ、もしかしてお風呂?寝てたら死んじゃうじゃん!)
と一瞬焦ったものの、沈まないようにと自分を後ろから抱きかかえられている蒼紫に気が付き後ろを振り返った。
「気が付いたか。」
「うん・・。」
先程の激しさとは逆に、このゆったりした状態の中、密着している肌と肌に気恥ずかを覚えて武尊は落ち着かない。
「温まったら髪も洗え。」
「うん・・。」
そう言えば比古のところに風呂も石鹸もない、と、今更ながらに思い出した武尊だった。
足の先から髪まで・・山に帰る前に自分の痕跡もにおいも泡と共にすべて洗い流してしまえ、と、蒼紫が言っているような気がした。
でもそれは言わないで淡々と洗い湯船に入って温まる。
入れ替わりに蒼紫が体を洗う。
武尊はあまり蒼紫の方を見ないようにしながら湯船に浮かぶ柚子をつつく。
夫婦でもない、恋人でもない?のに一緒にお風呂に入るのはやっぱり恥ずかしいと思うから。
(変なの。『ごっこ』の時はこんな気持ちにはならないのに・・。)
しかし今の武尊にはそれよりも聞きたいことがあった。
「蒼紫・・。」
「何だ。」
ザザーっとお湯を掛ける音。
「私のあそこ・・やっぱり毛が生えてこないんだけど・・。」
「嗚呼・・それは・・。」
ザザーっとお湯を掛ける音。
「以前剃毛した後に塗った保湿軟膏に毛根を弱らせる作用がある。武尊はもともと薄いたちだから毛も生えにくいと思われる。
俺は武尊には陰毛はない方が良いと思っている。」
一瞬の沈黙があるが武尊がドン引きしていることに蒼紫は全く気が付かない。
「そ・・そうなんだ・・。(ま、、まぁ・・毛がない言い訳は比古さんに不義の罪で切り捨てられなかったら考えるとして・・それより傷の方が色々いわれそうな予感・・なるようになるしかない・・)」
毛がない言い訳は後で考えるとして、蒼紫の趣味はよくわからない・・と、視線を暫く柚子に向けていた武尊だった。
美しい武尊の背中に残る大きなクロス傷痕が浴室の灯りにしっかり見える。
それは回転剣舞六連の初段2太刀を喰らった傷。
(愛している・・武尊・・天地が俺達を引き裂こうとも永遠にお前だけを・・・)
蒼紫はその傷を包み込むようにと抱きしめた。
すると柚子のいい匂いと暖かな浮遊感に武尊はゆっくり意識を取り戻した。
(うわっ、もしかしてお風呂?寝てたら死んじゃうじゃん!)
と一瞬焦ったものの、沈まないようにと自分を後ろから抱きかかえられている蒼紫に気が付き後ろを振り返った。
「気が付いたか。」
「うん・・。」
先程の激しさとは逆に、このゆったりした状態の中、密着している肌と肌に気恥ずかを覚えて武尊は落ち着かない。
「温まったら髪も洗え。」
「うん・・。」
そう言えば比古のところに風呂も石鹸もない、と、今更ながらに思い出した武尊だった。
足の先から髪まで・・山に帰る前に自分の痕跡もにおいも泡と共にすべて洗い流してしまえ、と、蒼紫が言っているような気がした。
でもそれは言わないで淡々と洗い湯船に入って温まる。
入れ替わりに蒼紫が体を洗う。
武尊はあまり蒼紫の方を見ないようにしながら湯船に浮かぶ柚子をつつく。
夫婦でもない、恋人でもない?のに一緒にお風呂に入るのはやっぱり恥ずかしいと思うから。
(変なの。『ごっこ』の時はこんな気持ちにはならないのに・・。)
しかし今の武尊にはそれよりも聞きたいことがあった。
「蒼紫・・。」
「何だ。」
ザザーっとお湯を掛ける音。
「私のあそこ・・やっぱり毛が生えてこないんだけど・・。」
「嗚呼・・それは・・。」
ザザーっとお湯を掛ける音。
「以前剃毛した後に塗った保湿軟膏に毛根を弱らせる作用がある。武尊はもともと薄いたちだから毛も生えにくいと思われる。
俺は武尊には陰毛はない方が良いと思っている。」
一瞬の沈黙があるが武尊がドン引きしていることに蒼紫は全く気が付かない。
「そ・・そうなんだ・・。(ま、、まぁ・・毛がない言い訳は比古さんに不義の罪で切り捨てられなかったら考えるとして・・それより傷の方が色々いわれそうな予感・・なるようになるしかない・・)」
毛がない言い訳は後で考えるとして、蒼紫の趣味はよくわからない・・と、視線を暫く柚子に向けていた武尊だった。