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271.究極のメニュー2 (比古・お近・黒・蒼紫・夢主)
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「ちょ、ちょっと・・!大丈夫だから降ろしてよ!」
黒やお近の前で恥ずかしいと武尊は顔を赤くしてじたばたと抵抗するが、
「ここ(勝手場)では板長の言う事は絶対だ。今日は終いだ。」
と、蒼紫は腕の力を更に強めた。
この時蒼紫は少し前、陸蒸気で神戸から帰って来る時にも武尊が倒れそうになったことを思い出していた。
その時は『ちょっと立ちくらみしただけ』と武尊は言っていたが蒼紫は何となくすっきりしない。
(確かに褥で時に無理を強いることはあるが・・)
と、蒼紫は武尊の顔をのぞき込んだ。
すると、腕の中の武尊がキッと蒼紫を見上げた。、
「蒼紫だって全然休んでないじゃない、昨晩も明け方まで帳面つけてたの知ってるんだから!」
と反論した。
「俺にとってはこれくらいの事などは何でもない。それが分からないなら今から分からせてやろうか?」
と言った蒼紫の目は笑っていない。
「ぅ・・。」
昼間っから犯される!
直感的にそう感じた武尊は反論出来なかった。
武尊が大人しくなったのを見て蒼紫はそのまま自室へ向かった。
その中で蒼紫の背筋に冷たい汗が一筋流れた。
両腕に抱く武尊は何故か異様に軽く思えるのだ。
先程感じた不安がまたぶり返す。
確かに元気で食事もそれなりに食べている・・それなのに抱き上げるその身体は軽く感じるのだ。
何度も武尊を抱き上げているから分かる。
・・それが異常な軽さだという事が。
部屋に着くと、蒼紫は早々に武尊を布団に寝かせた。
「今日は絶対布団から出るな、良いな。」
「もう!蒼紫は心配しすぎ!大丈夫だって。」
武尊は起き上がろうとするが蒼紫は布団の上から武尊を抑えつけた。
「どうあっても今日は駄目だ。」
「蒼紫・・。」
頑な蒼紫の意志に武尊はようやく諦めた。
「大丈夫なのに。」
とぶーぶー言いつつ武尊は布団を頭からかぶる。
やっと大人しくなった武尊に蒼紫は声をかけた。
「氷室の方は大丈夫だ。気にせず休んでろ。」
「分かった・・蒼紫も今日は早く切り上げてね。」
「嗚呼。」
障子が閉まった音がすると武尊は布団から頭を出して蒼紫の影を見送った。
そして天井を見上げながら何となく神戸の事を思い出しフフっと笑った。
「あの時の蒼紫の顔ったら・・。」
そう言って思い出し笑いをする武尊の顔は楽しそうだった。
黒やお近の前で恥ずかしいと武尊は顔を赤くしてじたばたと抵抗するが、
「ここ(勝手場)では板長の言う事は絶対だ。今日は終いだ。」
と、蒼紫は腕の力を更に強めた。
この時蒼紫は少し前、陸蒸気で神戸から帰って来る時にも武尊が倒れそうになったことを思い出していた。
その時は『ちょっと立ちくらみしただけ』と武尊は言っていたが蒼紫は何となくすっきりしない。
(確かに褥で時に無理を強いることはあるが・・)
と、蒼紫は武尊の顔をのぞき込んだ。
すると、腕の中の武尊がキッと蒼紫を見上げた。、
「蒼紫だって全然休んでないじゃない、昨晩も明け方まで帳面つけてたの知ってるんだから!」
と反論した。
「俺にとってはこれくらいの事などは何でもない。それが分からないなら今から分からせてやろうか?」
と言った蒼紫の目は笑っていない。
「ぅ・・。」
昼間っから犯される!
直感的にそう感じた武尊は反論出来なかった。
武尊が大人しくなったのを見て蒼紫はそのまま自室へ向かった。
その中で蒼紫の背筋に冷たい汗が一筋流れた。
両腕に抱く武尊は何故か異様に軽く思えるのだ。
先程感じた不安がまたぶり返す。
確かに元気で食事もそれなりに食べている・・それなのに抱き上げるその身体は軽く感じるのだ。
何度も武尊を抱き上げているから分かる。
・・それが異常な軽さだという事が。
部屋に着くと、蒼紫は早々に武尊を布団に寝かせた。
「今日は絶対布団から出るな、良いな。」
「もう!蒼紫は心配しすぎ!大丈夫だって。」
武尊は起き上がろうとするが蒼紫は布団の上から武尊を抑えつけた。
「どうあっても今日は駄目だ。」
「蒼紫・・。」
頑な蒼紫の意志に武尊はようやく諦めた。
「大丈夫なのに。」
とぶーぶー言いつつ武尊は布団を頭からかぶる。
やっと大人しくなった武尊に蒼紫は声をかけた。
「氷室の方は大丈夫だ。気にせず休んでろ。」
「分かった・・蒼紫も今日は早く切り上げてね。」
「嗚呼。」
障子が閉まった音がすると武尊は布団から頭を出して蒼紫の影を見送った。
そして天井を見上げながら何となく神戸の事を思い出しフフっと笑った。
「あの時の蒼紫の顔ったら・・。」
そう言って思い出し笑いをする武尊の顔は楽しそうだった。