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265.夫婦(めおと)ごっこの始まり (蒼紫・夢主・翁・お増・操)
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「んっ・・ちょっ・・っと待って!」
武尊は噛み付くような蒼紫の口付けから何とか顔を逸らし、力の入らない腕で必死に蒼紫の胸を押した。
蒼紫は武尊の抵抗に怪訝な顔をして言った。
「夫婦(めおと)ごっこをするんじゃなかったのか・・それともあれは偽りの提案か。」
「違う・・違うよ・・!そうじゃない・・。」
武尊は蒼紫の腕の中から伸びあがるように自らの唇を蒼紫の唇にそっと重ねて離した。
武尊から口付けを受けるとは予想打にしなかった蒼紫の目が驚きで揺らいだ。
武尊はそんな蒼紫を見て困ったようにはにかんだ。
「蒼紫は・・私の唇を何度も奪ってるから私以上に私の唇を知ってると思うけど・・私は蒼紫の唇を良く知らない・・自分から蒼紫にするって初めてだからうまく出来ないかもしれないけど・・もっと蒼紫を、あなたの唇を感じる時間が欲しいの・・だめかな・・?」
頬を赤くさせながら戸惑い紡ぐ武尊の言葉は蒼紫を完全にノックアウトさせた。
口を薄く開いて固まっている蒼紫の唇に再びそっと触れるようなキスをする。
触れては離れ、離れては触れるキスを武尊は何度も繰り返す。
緩んだ蒼紫の腕から自分の腕を抜け出すと武尊は蒼紫の両頬に手を添えた。
徐々に口づけは角度を変えては長く、啄むように蒼紫の唇の形を確かめた。
少しづつ熱く早くなる武尊の微かな吐息が蒼紫の本能を追い立てる。
ぐっと蒼紫の両手が武尊の頬を挟んで武尊の動作を止めた。
「これほどまでに煽られると俺とて限界だ。・・もういいか?反撃しても・・」
掠れる様に蒼紫が声を出す。
「ん・・・・」
武尊のとろけるような甘い吐息が漏れると武尊の視界がぐるりを半回転した。
と同時に蒼紫が強い力で武尊の唇を奪う。
求められた分だけ返そうと武尊は蒼紫の背中に腕を回して抱きしめた。
唇を求め舌を絡め合う裸の男と女。
水音と切なく漏れる声。
その姿をただ焚き木の灯りが静かに照らしていた。
武尊は噛み付くような蒼紫の口付けから何とか顔を逸らし、力の入らない腕で必死に蒼紫の胸を押した。
蒼紫は武尊の抵抗に怪訝な顔をして言った。
「夫婦(めおと)ごっこをするんじゃなかったのか・・それともあれは偽りの提案か。」
「違う・・違うよ・・!そうじゃない・・。」
武尊は蒼紫の腕の中から伸びあがるように自らの唇を蒼紫の唇にそっと重ねて離した。
武尊から口付けを受けるとは予想打にしなかった蒼紫の目が驚きで揺らいだ。
武尊はそんな蒼紫を見て困ったようにはにかんだ。
「蒼紫は・・私の唇を何度も奪ってるから私以上に私の唇を知ってると思うけど・・私は蒼紫の唇を良く知らない・・自分から蒼紫にするって初めてだからうまく出来ないかもしれないけど・・もっと蒼紫を、あなたの唇を感じる時間が欲しいの・・だめかな・・?」
頬を赤くさせながら戸惑い紡ぐ武尊の言葉は蒼紫を完全にノックアウトさせた。
口を薄く開いて固まっている蒼紫の唇に再びそっと触れるようなキスをする。
触れては離れ、離れては触れるキスを武尊は何度も繰り返す。
緩んだ蒼紫の腕から自分の腕を抜け出すと武尊は蒼紫の両頬に手を添えた。
徐々に口づけは角度を変えては長く、啄むように蒼紫の唇の形を確かめた。
少しづつ熱く早くなる武尊の微かな吐息が蒼紫の本能を追い立てる。
ぐっと蒼紫の両手が武尊の頬を挟んで武尊の動作を止めた。
「これほどまでに煽られると俺とて限界だ。・・もういいか?反撃しても・・」
掠れる様に蒼紫が声を出す。
「ん・・・・」
武尊のとろけるような甘い吐息が漏れると武尊の視界がぐるりを半回転した。
と同時に蒼紫が強い力で武尊の唇を奪う。
求められた分だけ返そうと武尊は蒼紫の背中に腕を回して抱きしめた。
唇を求め舌を絡め合う裸の男と女。
水音と切なく漏れる声。
その姿をただ焚き木の灯りが静かに照らしていた。