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263.四乃森蒼紫の闇・六 (蒼紫・夢主)
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「え?」
武尊は眼前に差し出された鞭と蒼紫の顔を交互に見た。
「『咥えろ』言ったんだ。落とせば罰を与える。口を開けろ。・・逆らえば百ほど胸を全力で打つ。」
武尊の記憶に先程の痛みと恐怖が蘇り、言われたままに口を開けると鞭の柄を咥えさせられた。
(咥えている間は鞭は打たれない・・だけど蒼紫は何をする気?)
武尊がそう詮索するも想像がつかない。
すると鞭を武尊に咥えさせた蒼紫は懐から小型の懐剣を取り出し鞘を抜いた。
鋭く光を反射した刃は武尊にでもよく切れそうな予感がした。
「これは本当によく切れる。」
と蒼紫はその刃を武尊の頬に当てた。
「!!!」
何をされるかとグッと目をつぶった瞬間、触れたと思った刃先は武尊から離れた。
「見えるか。」
そう言って蒼紫は懐剣に向かってフッと息を吹くと武尊の顔の産毛がふわっと宙を舞った。
「だから動くなよ。」
蒼紫は奥底の見えない瞳で武尊に念を押した。
或る意味口枷のような鞭の柄を咥えているせいで武尊は口が開けない。
本当に何をする気なのだろうかと思った瞬間、武尊の視界から蒼紫の頭が消え股間の辺の空気が動いた。
そして武尊に当てられていた手ぬぐいが取り払われると冷やりとした空気が武尊の秘部を掠めていく。
蒼紫はぐっと親指で武尊の恥丘を押さえると柔らかな皮膚の上に刃を置いた。
「!」
武尊は蒼紫の行おうとしていることが何なのか理解したが身動き出来なかった。
頭の中では身を捩りたいのに先程見た懐剣の切れ味の良さが武尊の動きを奪う。
するとショリ・・と下腹部の下から軽い音がした。
その音は連続に続いて行く。
迷いなく刃を動かす度に武尊の滑らかな肌が暴かれていく。
あっという間に恥丘は無毛の丘となった。
想像する自分の姿に武尊は奥歯を噛みしめ何故だか目の奥が熱くなり涙がポロリとこぼれた。
その時ふと武尊の頭の中に十六夜丸の言葉が思い出された。
(『尊厳が守れるうちに・・』)
それは先程蒼紫に当身をされ落ちていた時に十六夜丸にい言われた言葉だった。
(こんな辱めを受けるなんて・・。)
そして剥き出しの女の部分に鞭を打たれるであろう酷い姿を武尊は想像する。
(きっと私は頭の中を真っ白にして悶え叫ぶのだろう。)
情けなさすぎる自分の姿を想像して武尊はやるせない気持ちでいっぱいになった。
蒼紫は武尊の恥丘を剃り上げたが剃毛は恥丘だけでは終わらなかった。
武尊は惨めさに打ちひしがれている中、蒼紫はその指を徐々に下へと動かしていく。
だが蒼紫はその手をふと止めてため息交じりに呟いた。
「女体というのは難儀だな。縛り直す時に汁が内股に垂れていたので綺麗にしたのだがこのように辱めを与えられても反応する。」
と蒼紫は人差し指で武尊の割れ目を救い上げると透明な糸がつーーっと引いた。
蒼紫の言葉に武尊は恥ずかしくて耳が真っ赤になった。
「それとも俺にこんなことをされても感じるのか。」
蒼紫は立ち上がって武尊を覗くと顔まで赤くした武尊は首を横に振って『違う』と答えた。
蒼紫はそんな武尊の姿にも愛しさを感じていた。
自分に縄をうたれ、身動きできないあられもない姿なのに顔を赤く染めて抵抗の意を示すその姿に。
しかも自分の行為に応える様に愛液を拭いても拭いても溢れさせる。
「・・仕置きの前に良い思いをさせてやるからそうやって良い子にしていろ。お前のここを生まれたままの姿に戻してやるからな。」
蒼紫は真っ暗な瞳で微笑むと武尊の頭を優しくなで、武尊の陰毛を尻の穴周辺まですべて取り去った。
剃り上がった無毛の陰部は透明な露を中心から滲ませその周りを色づいた花弁が淑やかに覗かせる。
子供の様に無垢な股間なのに大人の匂いを発する自分だけの武尊の姿に蒼紫は満足し口元を緩ませた。
少し機嫌がよくなった蒼紫は、
「少しだけご褒美をやろう。」
と言うと、その濡れた割れ目にもう一度指を軽く這わせゆっくりと刷り上げ、その先にある秘豆をなぞると指そっとで円を描いたのだ。
2019.5.11