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224.陳皮の香り (夢主・蒼紫・操・翁)
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陳皮風呂のお陰でぽかぽか、そして垢も落として気持ちもさっぱりした武尊は少しの間だけでも辛い事を忘れることが出来て顔も穏やかになっていた。
逆に少し汗ばむほどだった武尊は脱衣所に移動しても寒くはなく、蒼紫が言っていた着替えを手に取った。
渋目の浴衣。
袖を通した感じ、若干大き目。
何となく年期の入った感じといい、心なしか辛気臭い・・というか線香の匂いがすることといい、
(これ・・翁さんのかな、たぶん。)
と、武尊は思いながら浴衣と、その上に半纏を羽織った。
(ん?半纏はなんかでかいぞ?それになんか香りも違う?ま、いっか。女物じゃないだけ上等上等・・。でも蒼紫、以前私が葵屋に来た時に女物嫌だって言ったこと、知ってたのかなぁ。)
と武尊は首を傾げながら思った。
後は以前にもお世話になった葵屋、どこに何があるのかはだいたい分かる。
武尊は蒼紫と翁にお礼を言わなければと母屋へ向かった。
逆に少し汗ばむほどだった武尊は脱衣所に移動しても寒くはなく、蒼紫が言っていた着替えを手に取った。
渋目の浴衣。
袖を通した感じ、若干大き目。
何となく年期の入った感じといい、心なしか辛気臭い・・というか線香の匂いがすることといい、
(これ・・翁さんのかな、たぶん。)
と、武尊は思いながら浴衣と、その上に半纏を羽織った。
(ん?半纏はなんかでかいぞ?それになんか香りも違う?ま、いっか。女物じゃないだけ上等上等・・。でも蒼紫、以前私が葵屋に来た時に女物嫌だって言ったこと、知ってたのかなぁ。)
と武尊は首を傾げながら思った。
後は以前にもお世話になった葵屋、どこに何があるのかはだいたい分かる。
武尊は蒼紫と翁にお礼を言わなければと母屋へ向かった。