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215.おねだり (斎藤・夢主・蒼紫)
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斎藤に肩を抱かれながら部屋へ戻る途中武尊は考え事をしていた。
斎藤の態度に一喜一憂する自分の未熟さにため息をつき、時尾の懐の大きさにまたため息をついた。
藤田夫婦の在り方に武尊はまた勉強させてもらったと偉大な夫婦に脱帽した。
(小さいな、自分って。あーなんだか落ち込むわ~。)
と思いつつも自分が斎藤にとってまだ特別であることが分かり武尊は嬉しかった。
そして部屋へ戻ってくるやいなや、武尊はベッドに押し倒された。
「温めなおしだな。」
と言うより早く斎藤は武尊の服を脱がし始めた。
「脱がなくても部屋は温かいよ!」
「ダメだ、寝物語に服は邪魔だ。」
当然本気で抵抗しない武尊の服はあれよあれよと脱がされた。
「へっくちゅ!」
妙なくしゃみに言わんこっちゃないと斎藤も服を脱いで武尊に覆いかぶさった。
ちゃんと毛布もかぶり、その下で斎藤は武尊を抱きしめた。
「もう、風邪じゃないから大丈夫だって!・・ゃっ!もぞもぞしないで~!」
斎藤の陰毛が擦りつけられて武尊はくすぐったいと悶えた。
そんな武尊に間髪入れず斎藤は武尊の耳を責めた。
「あぅん!」
すぐに武尊はいい声をあげるとその責めに体温を跳ね上げた。
「温まったようだな。」
息を荒げる武尊に斎藤は手を止めた。
「続きは後にするか?それとも最後までするか?」
余裕のある目で間近に問われ武尊は咄嗟に、
「あ・・後にする。」
と言った。
「そうか。」
と斎藤は武尊が不思議がるほどにあっさり納得すると武尊に腕枕を差出した。
「一・・。」
珍しくらしくない行動をとられると返って少し警戒心が出てくるがここは素直に・・と、武尊は斎藤の腕に頭を乗せた。
斎藤はよしよしと武尊の髪をくしゃとしてそのまま目を閉じた。
「寝るの?」
当たり前の質問だがこうも普通に目を閉じられると先程までの行動は何だったんだと武尊は思いたくなった。
「まだ夜だ。武尊がして欲しいとねだるのなら逝かせてやるが後でいいのなら一先ず寝て置け。神戸到着までまだ時間はある。」
「おねだりなんて・・しないよ!(そんな恥ずかしい事・・)」
「遠慮するな。言っただろ、妻の欲求を満たすのは夫の役目だと。」
「それは一がヤリタイだけでしょ!私は・・。」
武尊がそう言いかけた時斎藤の目が開いて武尊と目が合った。
「夫の欲求を満たすのも妻の役目じゃないのか、遠慮するな。」
と、フッと笑われ空いた手で頭をポスっと軽く叩かれた。
あうあーと、言葉にならない声をあげて武尊は斎藤の胸に顔を埋める様に丸くなった。
「・・後で・・たくさん・・して。」
『たくさん』という言葉がおかしかったのか斎藤はククっと喉で笑った。
毛布の下でくぐもるように言った武尊の小さな言葉をしっかり聞いて斎藤は目を閉じたまま武尊の髪を数回撫でた。
そして・・二人はしばしの眠りについた。
斎藤の態度に一喜一憂する自分の未熟さにため息をつき、時尾の懐の大きさにまたため息をついた。
藤田夫婦の在り方に武尊はまた勉強させてもらったと偉大な夫婦に脱帽した。
(小さいな、自分って。あーなんだか落ち込むわ~。)
と思いつつも自分が斎藤にとってまだ特別であることが分かり武尊は嬉しかった。
そして部屋へ戻ってくるやいなや、武尊はベッドに押し倒された。
「温めなおしだな。」
と言うより早く斎藤は武尊の服を脱がし始めた。
「脱がなくても部屋は温かいよ!」
「ダメだ、寝物語に服は邪魔だ。」
当然本気で抵抗しない武尊の服はあれよあれよと脱がされた。
「へっくちゅ!」
妙なくしゃみに言わんこっちゃないと斎藤も服を脱いで武尊に覆いかぶさった。
ちゃんと毛布もかぶり、その下で斎藤は武尊を抱きしめた。
「もう、風邪じゃないから大丈夫だって!・・ゃっ!もぞもぞしないで~!」
斎藤の陰毛が擦りつけられて武尊はくすぐったいと悶えた。
そんな武尊に間髪入れず斎藤は武尊の耳を責めた。
「あぅん!」
すぐに武尊はいい声をあげるとその責めに体温を跳ね上げた。
「温まったようだな。」
息を荒げる武尊に斎藤は手を止めた。
「続きは後にするか?それとも最後までするか?」
余裕のある目で間近に問われ武尊は咄嗟に、
「あ・・後にする。」
と言った。
「そうか。」
と斎藤は武尊が不思議がるほどにあっさり納得すると武尊に腕枕を差出した。
「一・・。」
珍しくらしくない行動をとられると返って少し警戒心が出てくるがここは素直に・・と、武尊は斎藤の腕に頭を乗せた。
斎藤はよしよしと武尊の髪をくしゃとしてそのまま目を閉じた。
「寝るの?」
当たり前の質問だがこうも普通に目を閉じられると先程までの行動は何だったんだと武尊は思いたくなった。
「まだ夜だ。武尊がして欲しいとねだるのなら逝かせてやるが後でいいのなら一先ず寝て置け。神戸到着までまだ時間はある。」
「おねだりなんて・・しないよ!(そんな恥ずかしい事・・)」
「遠慮するな。言っただろ、妻の欲求を満たすのは夫の役目だと。」
「それは一がヤリタイだけでしょ!私は・・。」
武尊がそう言いかけた時斎藤の目が開いて武尊と目が合った。
「夫の欲求を満たすのも妻の役目じゃないのか、遠慮するな。」
と、フッと笑われ空いた手で頭をポスっと軽く叩かれた。
あうあーと、言葉にならない声をあげて武尊は斎藤の胸に顔を埋める様に丸くなった。
「・・後で・・たくさん・・して。」
『たくさん』という言葉がおかしかったのか斎藤はククっと喉で笑った。
毛布の下でくぐもるように言った武尊の小さな言葉をしっかり聞いて斎藤は目を閉じたまま武尊の髪を数回撫でた。
そして・・二人はしばしの眠りについた。