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13.水をさす (斎藤・夢主)
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(脅かしすぎたか。)
不安におののいた目で自分を見つめ涙をこぼす武尊を見て斎藤は少しやり過ぎたかと思った。
副長直伝の吐かせ方を武尊に試すなど・・もちろんそれは斎藤の本意ではない。
かといって素直に話しそうにない武尊に対し、いかに自分から喋らせるかという事を考えると今回の脅しも一つの手だと考えたがここまで効果てきめんだと気が引けると斎藤は思った。
むろんこれが武尊と身内以外なら容赦なく手段は選ばない斎藤なのであるが。
そうは思いつつ本気で武尊を壊してみたい気持があることも斎藤自分自身で分かっていた。
斎藤は細めた目の奥で欲望の色を隠し武尊を見つめていた。
ーー他の男にくれてやるぐらいならここで終わらせてやってもいい。
武尊の幸せを願うと言っておきながら今更ながら嫉妬が斎藤の胸を焼く。
ーー愛しい
ーーだが俺以外の誰かに抱かれるなど・・
武尊の美しい肢体、悩ましい喘ぎ声、乱れる姿、どれひとつとっても他の男にくれてやるなどと言った自分が恨めしい。
斎藤が一段と熱を持って武尊を見つめた時、武尊の口が意を決したように動いた。
不安におののいた目で自分を見つめ涙をこぼす武尊を見て斎藤は少しやり過ぎたかと思った。
副長直伝の吐かせ方を武尊に試すなど・・もちろんそれは斎藤の本意ではない。
かといって素直に話しそうにない武尊に対し、いかに自分から喋らせるかという事を考えると今回の脅しも一つの手だと考えたがここまで効果てきめんだと気が引けると斎藤は思った。
むろんこれが武尊と身内以外なら容赦なく手段は選ばない斎藤なのであるが。
そうは思いつつ本気で武尊を壊してみたい気持があることも斎藤自分自身で分かっていた。
斎藤は細めた目の奥で欲望の色を隠し武尊を見つめていた。
ーー他の男にくれてやるぐらいならここで終わらせてやってもいい。
武尊の幸せを願うと言っておきながら今更ながら嫉妬が斎藤の胸を焼く。
ーー愛しい
ーーだが俺以外の誰かに抱かれるなど・・
武尊の美しい肢体、悩ましい喘ぎ声、乱れる姿、どれひとつとっても他の男にくれてやるなどと言った自分が恨めしい。
斎藤が一段と熱を持って武尊を見つめた時、武尊の口が意を決したように動いた。