※1 記憶を失っている時の名前は変換できません。
212.がけっぷち (蒼紫・剣心・薫・斎藤・夢主)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「武尊はここが好きだったよな。」
斎藤は武尊に聞こえる様に呟くと口元をあげて笑うのをわざと武尊に見せて武尊の耳を甘噛みし始めた。
武尊は両腕を斎藤につかまれ押さえられているので動けない。
亀のように首を縮こませ与えられる甘い電気信号から逃れようとしたが斎藤は更に舌を武尊の耳の穴に差し込んだ。
「ひっ・・ひぁぅう!」
武尊はなさけない声をあげてなんとか逃げ出そうと全力を出すがまるで叶わず全身の筋肉が悲鳴をあげついに脱力状態になった。
武尊の力が抜けると斎藤は一気に耳攻めを激しくした。
「ふぁ・・っ!だめっ・・やっ、やぁ~!」
武尊は再びまだ自由になる両足を激しくバタつかせていたが、一声高い声と同時に足の動きが止まり今度こそ完全脱力となった。
ハァハァと荒い息をする武尊に斎藤はすぐに深く武尊の口を吸った。
「ん、ん、んん~~。」
武尊は全身を震わせ見開いた目から涙が伝い落ちた。
酸欠と犯されているという刺激でまさに意識を飛ばそうとした武尊を寸でで斎藤は解放した。
「いい子だな。」
斎藤は再度武尊の顔を上から覗き込んでにやりと笑った。
武尊は空気を求めて激しく肩を上下にさせながら、まだ涙溢れる眼で斎藤を見た。
すると斎藤は目を細めて口を結んで笑った後に
「もう一度聞くぞ、あそこ(神谷道場)へ何しに戻った。」
と妙に優しい口調で言った。
武尊は何か返事をしなければと思った。
何か言わなければと思った。
まだ戻らぬ呼吸のリズムと逆らうように、
「わ・・私は・・」
とだけ言ったが、斎藤の眼の奥の切り込むような視線に気持ちだけが先走り、それ以上は声にならなかった。
(・・何が違う。今までだって同じようなこと(とかもっと激しいコト)をされたのに・・今は心臓を握りつぶされそうだ・・。)
と、武尊がちょっと気を斎藤からそらしたすきに斎藤は武尊の腕を一つにまとめて片手で抑え込んだ。
「あっ!」
一瞬の事でしまったと思った武尊だったが時すでに遅し。
自分の立場がもっと悪くなったと嫌な汗が滲み出てきた。
自分の腕を見上げてそして再び斎藤の顔を見たが斎藤は偽りの微笑みをしたままだ・・と思って武尊は気がついた、
(そうだ、作り物の笑顔なんだ!)
と。
今まではどんなヘマや辱めにあってもその瞳の奥には優しさとか愛が感じられた。
だが今の斎藤にはそれがない・・と武尊は感じた。
(まさか・・本当に壊す気!?)
何かとてつもなく冷たいものが武尊の心の中を突き抜けた。
これならまだ蒼紫にやられた時の方がましだと武尊はこんな時に蒼紫を思い出すなんてと脳の片隅に5%ぐらい冷静な場所があるなんてことを考えながらも残り95%の脳は目の前の現状にどう対処しようかと考えあぐねていた。
すると、武尊の気持ちを見透かしたのか斎藤は偽りの笑みをそのままで武尊の髪を優しく撫でた。
そして斎藤の目が更に細くなったと・・武尊には感じられた。
2016.02.07
斎藤は武尊に聞こえる様に呟くと口元をあげて笑うのをわざと武尊に見せて武尊の耳を甘噛みし始めた。
武尊は両腕を斎藤につかまれ押さえられているので動けない。
亀のように首を縮こませ与えられる甘い電気信号から逃れようとしたが斎藤は更に舌を武尊の耳の穴に差し込んだ。
「ひっ・・ひぁぅう!」
武尊はなさけない声をあげてなんとか逃げ出そうと全力を出すがまるで叶わず全身の筋肉が悲鳴をあげついに脱力状態になった。
武尊の力が抜けると斎藤は一気に耳攻めを激しくした。
「ふぁ・・っ!だめっ・・やっ、やぁ~!」
武尊は再びまだ自由になる両足を激しくバタつかせていたが、一声高い声と同時に足の動きが止まり今度こそ完全脱力となった。
ハァハァと荒い息をする武尊に斎藤はすぐに深く武尊の口を吸った。
「ん、ん、んん~~。」
武尊は全身を震わせ見開いた目から涙が伝い落ちた。
酸欠と犯されているという刺激でまさに意識を飛ばそうとした武尊を寸でで斎藤は解放した。
「いい子だな。」
斎藤は再度武尊の顔を上から覗き込んでにやりと笑った。
武尊は空気を求めて激しく肩を上下にさせながら、まだ涙溢れる眼で斎藤を見た。
すると斎藤は目を細めて口を結んで笑った後に
「もう一度聞くぞ、あそこ(神谷道場)へ何しに戻った。」
と妙に優しい口調で言った。
武尊は何か返事をしなければと思った。
何か言わなければと思った。
まだ戻らぬ呼吸のリズムと逆らうように、
「わ・・私は・・」
とだけ言ったが、斎藤の眼の奥の切り込むような視線に気持ちだけが先走り、それ以上は声にならなかった。
(・・何が違う。今までだって同じようなこと(とかもっと激しいコト)をされたのに・・今は心臓を握りつぶされそうだ・・。)
と、武尊がちょっと気を斎藤からそらしたすきに斎藤は武尊の腕を一つにまとめて片手で抑え込んだ。
「あっ!」
一瞬の事でしまったと思った武尊だったが時すでに遅し。
自分の立場がもっと悪くなったと嫌な汗が滲み出てきた。
自分の腕を見上げてそして再び斎藤の顔を見たが斎藤は偽りの微笑みをしたままだ・・と思って武尊は気がついた、
(そうだ、作り物の笑顔なんだ!)
と。
今まではどんなヘマや辱めにあってもその瞳の奥には優しさとか愛が感じられた。
だが今の斎藤にはそれがない・・と武尊は感じた。
(まさか・・本当に壊す気!?)
何かとてつもなく冷たいものが武尊の心の中を突き抜けた。
これならまだ蒼紫にやられた時の方がましだと武尊はこんな時に蒼紫を思い出すなんてと脳の片隅に5%ぐらい冷静な場所があるなんてことを考えながらも残り95%の脳は目の前の現状にどう対処しようかと考えあぐねていた。
すると、武尊の気持ちを見透かしたのか斎藤は偽りの笑みをそのままで武尊の髪を優しく撫でた。
そして斎藤の目が更に細くなったと・・武尊には感じられた。
2016.02.07