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207.静かな攻防 (斎藤・夢主)
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斎藤は武尊の言葉が聞こえたのか聞こえてないのか煙草を咥え武尊を見続けていた。
武尊は無意識ながらも口に出た自分の言葉は聞こえていた。
聞こえていたからこそ、それは斎藤にも聞こえたはずだと思ったのに斎藤は動かない。
武尊は焦りとじらしで少し前のめりになりながら今度は、
「口直ししたんじゃなかったの?私の身体を赤い花で埋め尽くすんじゃなかったの?」
と少し強い口調で斎藤に言った。
斎藤はようやく、
「そうだったな、ならば赤い花で埋め尽くしやすいように邪魔なものを取れ。」
と言い、腕を組んで煙草を大きく吸った。
部屋は思ったよりも寒くなかった。
蒸気船の蒸気の熱が何らかの影響を与えているせいかもしれないがそれはよくわからない。
ただ武尊は斎藤の言葉に憑かれたようにすぐさま服を脱ぎ始めた。
コートなど着衣はすべて簡素にたたみ、ベッドの上へ投げるように置いた。
床が所々ささくれだっていたので武尊は靴以外を脱ぎ斎藤の前に仁王立ちに立った。
羞恥心はあるものの散々見合った仲だ。
武尊は肌を赤く染めながらも堂々と斎藤に自分を見せつけた。
斎藤はそんな武尊の動作もすべて見ていた。
恥じらいを残しながらも自分に抱いて欲しいが為せっせと服を脱ぐ武尊を。
「・・脱いだよ。これでいい?」
「どこに花を咲かせて欲しいんだ。」
斎藤は武尊がどう答えていいのか困る返事をした。
脱げば後は抱いてくれると思っていた武尊にとっては少々予想外だったからだ。
焦らされているのかとも思うが、煙草を咥える斎藤の唇に視線をついやってしまうと早くあの唇に吸われたいと鼓動が早くなった。
煙草を吸いながら武尊を見る斎藤の目は何か意味深に光っていた。
挑発だ、そう思った武尊はこのまま斎藤のペースで一から百まで思いどおりにさせてたまるかと意地が湧いてきた。
武尊は黙って斎藤に近寄り、大股を開いて座る斎藤の両腿に更に股を広げて乗り、バランスを取りながら右の小ぶりな乳房を両手で掴み、ギュッと斎藤の顔の方へ突き出した。
「ここに頂戴。」
2015.10.31
武尊は無意識ながらも口に出た自分の言葉は聞こえていた。
聞こえていたからこそ、それは斎藤にも聞こえたはずだと思ったのに斎藤は動かない。
武尊は焦りとじらしで少し前のめりになりながら今度は、
「口直ししたんじゃなかったの?私の身体を赤い花で埋め尽くすんじゃなかったの?」
と少し強い口調で斎藤に言った。
斎藤はようやく、
「そうだったな、ならば赤い花で埋め尽くしやすいように邪魔なものを取れ。」
と言い、腕を組んで煙草を大きく吸った。
部屋は思ったよりも寒くなかった。
蒸気船の蒸気の熱が何らかの影響を与えているせいかもしれないがそれはよくわからない。
ただ武尊は斎藤の言葉に憑かれたようにすぐさま服を脱ぎ始めた。
コートなど着衣はすべて簡素にたたみ、ベッドの上へ投げるように置いた。
床が所々ささくれだっていたので武尊は靴以外を脱ぎ斎藤の前に仁王立ちに立った。
羞恥心はあるものの散々見合った仲だ。
武尊は肌を赤く染めながらも堂々と斎藤に自分を見せつけた。
斎藤はそんな武尊の動作もすべて見ていた。
恥じらいを残しながらも自分に抱いて欲しいが為せっせと服を脱ぐ武尊を。
「・・脱いだよ。これでいい?」
「どこに花を咲かせて欲しいんだ。」
斎藤は武尊がどう答えていいのか困る返事をした。
脱げば後は抱いてくれると思っていた武尊にとっては少々予想外だったからだ。
焦らされているのかとも思うが、煙草を咥える斎藤の唇に視線をついやってしまうと早くあの唇に吸われたいと鼓動が早くなった。
煙草を吸いながら武尊を見る斎藤の目は何か意味深に光っていた。
挑発だ、そう思った武尊はこのまま斎藤のペースで一から百まで思いどおりにさせてたまるかと意地が湧いてきた。
武尊は黙って斎藤に近寄り、大股を開いて座る斎藤の両腿に更に股を広げて乗り、バランスを取りながら右の小ぶりな乳房を両手で掴み、ギュッと斎藤の顔の方へ突き出した。
「ここに頂戴。」
2015.10.31