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239.アジトの裏口 (白衣の男・操・斎藤・夢主・観柳)
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武尊の考えは偶然だったのか、ビンゴだった。
段差を上ったその先しばらく行ったところにまた少し広い河原があり、その周辺は草が踏み倒され、明らかに人が通った痕跡だと思われる痕があった他、崖に人が通れるほどの穴・・というかトンネルがあったのだ。
(この時代、こんな所に水道なんてあるわけないし、山掘って穴ぐらで生活してるのならやっぱり水は必要だからそのための通路ってことなのかな。)
念のため、と、武尊はしばらく崖の木に身を隠しトンネル通路の入り口を見張っていたが誰も来なかった。
もし操が自分と同じようにここへ辿りついていたとしたら好奇心の強い操の事、きっと中に入って行ったに違いないと武尊は操が中に入っていく様子がはっきりと想像できた。
(そして捕まったんだわ・・きっと。)
武尊はこのどこかにいると思われる操を探すことにした。
(もうすぐ日暮れ・・か。)
この間蒼紫とアジト近くまで来たときはまだ道だったからよかったのだが、今日は操の手がかりと途中から山の中をかき分け進んだので結構時間が取られたのだった。
しかも今は霜月、ただでさえ日が沈むのが早いのに山の谷間とあっては尚更日没は早い。
しかしアジトの裏口かもしれない場所を目の前にこのまま帰るわけにはいかなかった。
中にいるかもしれない操を探さないと・・武尊は気を張り詰め警戒しながらトンネル通路へ入っていった。
段差を上ったその先しばらく行ったところにまた少し広い河原があり、その周辺は草が踏み倒され、明らかに人が通った痕跡だと思われる痕があった他、崖に人が通れるほどの穴・・というかトンネルがあったのだ。
(この時代、こんな所に水道なんてあるわけないし、山掘って穴ぐらで生活してるのならやっぱり水は必要だからそのための通路ってことなのかな。)
念のため、と、武尊はしばらく崖の木に身を隠しトンネル通路の入り口を見張っていたが誰も来なかった。
もし操が自分と同じようにここへ辿りついていたとしたら好奇心の強い操の事、きっと中に入って行ったに違いないと武尊は操が中に入っていく様子がはっきりと想像できた。
(そして捕まったんだわ・・きっと。)
武尊はこのどこかにいると思われる操を探すことにした。
(もうすぐ日暮れ・・か。)
この間蒼紫とアジト近くまで来たときはまだ道だったからよかったのだが、今日は操の手がかりと途中から山の中をかき分け進んだので結構時間が取られたのだった。
しかも今は霜月、ただでさえ日が沈むのが早いのに山の谷間とあっては尚更日没は早い。
しかしアジトの裏口かもしれない場所を目の前にこのまま帰るわけにはいかなかった。
中にいるかもしれない操を探さないと・・武尊は気を張り詰め警戒しながらトンネル通路へ入っていった。