164.木枯らし旋風 (夢主・蒼紫・操・剣心組)
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ガラ。
朝の少し冷たい空気が蒼紫の顔をすり抜けていった。
天気は快晴。
服は着た時と同じ忍び装束。
蒼紫は荷物を片手にもう片方の手を懐に忍ばせた。
そこには武尊が書いた二枚の御札。
蒼紫は御札がちゃんとある事を確認し、空を仰いだ。
この日、蒼紫と操は剣心たちに別れを告げて朝一番の陸蒸気で新橋を後にした。
次は恵が会津へと出立する時間だ。