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163.山の季節 (操・弥彦・蒼紫・かふぇおじさん・夢主・薫・剣心)
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食事が終わって薫はいったん自分の部屋へ戻った。。
明日バタバタして渡すのを忘れてしまってはと、薫は先程買ったお土産を操に持って行ってもらおうとその包を持って蒼紫の部屋へ行った。
何故蒼紫の部屋かと言うと、食事の時に操がもう少し東京にいたいと蒼紫にお願いに行くと言っていたからだ。
薫は障子の前で息を整えて緊張しながら言った。
「蒼紫さん、失礼します。操ちゃんいますか。」
緊張したまま蒼紫の返事を待ったが、どんなに耳を澄ませても蒼紫の声はしなかった。
蒼紫の返事はなかったが、中から操の牛のような唸り声が聞こえた。
このまま立っているわけにもいかないので、とりあえずお土産を渡そうと薫はガラっと障子を開けた。
「操ちゃん、これ翁さんたちにお土産・・って。」
薫は部屋に蒼紫がいないことに気が付いた。
「あれ?蒼紫さんは?」
操は畳に荷物を抱いて転がって大きなため息を何度もついていた。
「ハァ~、蒼紫様はさっき緋村が来て出てった。なんか知らないけど茶がどーとか言ってた。ハァ~、それよりも帰りたくないよ~ぉ。」
と、操は薫に抱きついてもっと遊びたいと甘えた。
薫は操の頭をよしよしと撫でてなだめながらお茶がどうかしたのかと考えた。
すると、京都から帰る時に剣心が蒼紫を酒に誘った際、茶の湯ならばいずれつき合おうと言っていたのを思い出した。
「あ・・・そっか・・。」
今まで宿敵だと対立していた蒼紫が少しだけ自分達に心を開いたように思えた蒼紫の返事。
今日、蒼紫はその約束を果たしているんだと薫は少し嬉しくなった。
それはもう剣心の敵ではないという事だと薫は思い、
「とびっきりのお茶菓子・・持っていかなくっちゃ。確かこの間横浜で買ったかすていらがあったはず・・。左之助には見つかってなかったわよね。」
と、台所へ向かった。
明日バタバタして渡すのを忘れてしまってはと、薫は先程買ったお土産を操に持って行ってもらおうとその包を持って蒼紫の部屋へ行った。
何故蒼紫の部屋かと言うと、食事の時に操がもう少し東京にいたいと蒼紫にお願いに行くと言っていたからだ。
薫は障子の前で息を整えて緊張しながら言った。
「蒼紫さん、失礼します。操ちゃんいますか。」
緊張したまま蒼紫の返事を待ったが、どんなに耳を澄ませても蒼紫の声はしなかった。
蒼紫の返事はなかったが、中から操の牛のような唸り声が聞こえた。
このまま立っているわけにもいかないので、とりあえずお土産を渡そうと薫はガラっと障子を開けた。
「操ちゃん、これ翁さんたちにお土産・・って。」
薫は部屋に蒼紫がいないことに気が付いた。
「あれ?蒼紫さんは?」
操は畳に荷物を抱いて転がって大きなため息を何度もついていた。
「ハァ~、蒼紫様はさっき緋村が来て出てった。なんか知らないけど茶がどーとか言ってた。ハァ~、それよりも帰りたくないよ~ぉ。」
と、操は薫に抱きついてもっと遊びたいと甘えた。
薫は操の頭をよしよしと撫でてなだめながらお茶がどうかしたのかと考えた。
すると、京都から帰る時に剣心が蒼紫を酒に誘った際、茶の湯ならばいずれつき合おうと言っていたのを思い出した。
「あ・・・そっか・・。」
今まで宿敵だと対立していた蒼紫が少しだけ自分達に心を開いたように思えた蒼紫の返事。
今日、蒼紫はその約束を果たしているんだと薫は少し嬉しくなった。
それはもう剣心の敵ではないという事だと薫は思い、
「とびっきりのお茶菓子・・持っていかなくっちゃ。確かこの間横浜で買ったかすていらがあったはず・・。左之助には見つかってなかったわよね。」
と、台所へ向かった。