191.またもや神谷道場へ (蒼紫・夢主・斎藤・永倉)
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実に七日、東京までの数日間の道のりを蒼紫は急がなかった。
武尊の足に合わせていたというのもあるがむしろ東京に着いて欲しくないという気を持ちながら武尊との旅を心に刻んでいた。
会津の最後の日を境に、直に抱いても薄皮一枚に包まれているようだと感じていた武尊の心が今は触れることが出来ていると蒼紫は感じていた。
それがどんなに心地の良い事か。
たとえそれが【友】という間柄だということであっても蒼紫には武尊なしでの人生は考えられなくなっていた。
そして二人は東京へ着いた。