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185.我が傀儡人形 (蒼紫・夢主・右近・怪しい政府の役人)
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(武尊・・。)
蒼紫はその【気】が先程まで疲れて寝ていた者の【気】などというものではないと武尊から出る【気】を注視した。
するとその【気】がぱたりと止み、武尊が、
「ああ~、だめだ、もう集中力がもたない・・。」
と、後ろへひっくり返った。
「やっぱり最近サボってたからかな・・あ、ごめん、また蒼紫の邪魔をしちゃったかな。」
「いや・・。」
武尊が声を出したと同時に部屋の緊張が一瞬で消え、空気が柔らかに流れ出したかのような違いに蒼紫は驚いた。
蒼紫の目に映る武尊はいつもと変わらないように見えた。
(何だったんだあれは・・。)
と蒼紫が思っていると起き上がって荷物の所でがさがさしていた武尊が慌てだした。
「・・ない、私の手帳!もしかして荷物を運んでくる途中に落としたかも・・私、探してくる!」
一生懸命作った手作りの手帳が、というよりも未来の様式で書いた手帳を誰かに見られては!と武尊は気が気でなくなった。
(まずい・・あんなものを誰かに拾われたら・・。)
部屋を飛び出して行った武尊のすぐ後、蒼紫は馬車が一台宿へ着いた音を聞いた。
(政府の役人の到着か、俺も武尊もそいつらには会わん方が良いな。俺達が昨日の部屋でうろうろしているを見られたら良い気なんてしないだろうからな。)
蒼紫はそう思い武尊に役人の到着を知らせに行こうと部屋を出て武尊を追った。
蒼紫はその【気】が先程まで疲れて寝ていた者の【気】などというものではないと武尊から出る【気】を注視した。
するとその【気】がぱたりと止み、武尊が、
「ああ~、だめだ、もう集中力がもたない・・。」
と、後ろへひっくり返った。
「やっぱり最近サボってたからかな・・あ、ごめん、また蒼紫の邪魔をしちゃったかな。」
「いや・・。」
武尊が声を出したと同時に部屋の緊張が一瞬で消え、空気が柔らかに流れ出したかのような違いに蒼紫は驚いた。
蒼紫の目に映る武尊はいつもと変わらないように見えた。
(何だったんだあれは・・。)
と蒼紫が思っていると起き上がって荷物の所でがさがさしていた武尊が慌てだした。
「・・ない、私の手帳!もしかして荷物を運んでくる途中に落としたかも・・私、探してくる!」
一生懸命作った手作りの手帳が、というよりも未来の様式で書いた手帳を誰かに見られては!と武尊は気が気でなくなった。
(まずい・・あんなものを誰かに拾われたら・・。)
部屋を飛び出して行った武尊のすぐ後、蒼紫は馬車が一台宿へ着いた音を聞いた。
(政府の役人の到着か、俺も武尊もそいつらには会わん方が良いな。俺達が昨日の部屋でうろうろしているを見られたら良い気なんてしないだろうからな。)
蒼紫はそう思い武尊に役人の到着を知らせに行こうと部屋を出て武尊を追った。