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183.北の地の事件 (斎藤・永倉・署長)
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深夜の捕り物劇の後・・つまり、新型阿片【蜘蛛の巣】の改良型を染み込ませた浮世絵の本を持っていた黒髭達四人は永倉・斎藤らの手から函館署の警官に引き渡された。
斎藤と永倉は控室の机に向かい合って座っていた。
「あーあ、取り調べもこの間みたいに俺達にやらせてくれりゃぁいいのによぉ。」
永倉はぼやいた。
「向こうは向こうで何かしら成果をあげたいんだろ。やりたいと言ってるんだ、やらしておけばいい。」
斎藤は机に肘を付いて煙草をふかした。
「まあな、どのみち俺達は助っ人扱いだしよ。あー、つまんねぇ。つまんねぇから仮眠したら黒髭を覗いてみるか。」
「相変わらず永倉さんは仕事熱心だな。」
斎藤はフッと笑った。
「俺は今も昔も真面目なんだよ!斎藤、俺は寝る!寝るからな!」
永倉はそう斎藤に宣言すると机の上の灰皿を斎藤の方へ押しやって机に乗った。
斎藤は灰皿を受け取るとそれを持って立ち上がった。
「ソファーでなくていいのか、永倉さん。」
「俺は机が好きなんだよ、お前がソファーを使え。」
永倉はそう言うとすぐにイビキをかき始めた。
斎藤は灰皿を持ったままソファーに座るとフゥゥと何度か長く煙草を吸った後、ゆっくり煙草を灰皿に押し付け消し、ごろりとソファーに横になって目を閉じた。
斎藤と永倉は控室の机に向かい合って座っていた。
「あーあ、取り調べもこの間みたいに俺達にやらせてくれりゃぁいいのによぉ。」
永倉はぼやいた。
「向こうは向こうで何かしら成果をあげたいんだろ。やりたいと言ってるんだ、やらしておけばいい。」
斎藤は机に肘を付いて煙草をふかした。
「まあな、どのみち俺達は助っ人扱いだしよ。あー、つまんねぇ。つまんねぇから仮眠したら黒髭を覗いてみるか。」
「相変わらず永倉さんは仕事熱心だな。」
斎藤はフッと笑った。
「俺は今も昔も真面目なんだよ!斎藤、俺は寝る!寝るからな!」
永倉はそう斎藤に宣言すると机の上の灰皿を斎藤の方へ押しやって机に乗った。
斎藤は灰皿を受け取るとそれを持って立ち上がった。
「ソファーでなくていいのか、永倉さん。」
「俺は机が好きなんだよ、お前がソファーを使え。」
永倉はそう言うとすぐにイビキをかき始めた。
斎藤は灰皿を持ったままソファーに座るとフゥゥと何度か長く煙草を吸った後、ゆっくり煙草を灰皿に押し付け消し、ごろりとソファーに横になって目を閉じた。