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182.薬草茶の謎はいかに (蒼紫・夢主・右近)
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全力を使い果たし脱力の武尊を抱えながら蒼紫は素早く武尊の浴衣を剥いだ。
すでに疲労困ぱいの武尊は蒼紫の腕の中で眠りに落ちていった。
武尊の浴衣は汗を大いに吸いすでに冷たくなりかけていた。
一方蒼紫は胸の内は大いに熱かったが汗はほとんどかいていなかった。
武尊を風邪をひかさぬようにと全裸の武尊を乾いた布団へと移動させ、己も浴衣を脱いだ。
蒼紫が行燈の灯りをフッと吹き消すと部屋には闇が訪れた。
自分の身体を武尊と同じ布団に潜り込ませ、静かに寝息を立てている武尊を蒼紫は抱きしめた。
やっと自分の胸元に愛しい者を抱く達成感に蒼紫の心は満ちたが心境は複雑だ。
武尊の湿った髪を手ですくいその匂いを鼻腔にため込んでため息をつく。
それを幾度となく繰り返し暗闇の中・・蒼紫は武尊をじっと見つめた。
安らかな武尊の顔を見て蒼紫は京都から追いかけてきて本当に良かったと思った。
そしてやはり武尊は特別だと蒼紫は確信した。
今まで数多くの種類の女を見てきた蒼紫だったが誰一人蒼紫をこのような気持ちにさせた女はいなかった。
武尊の前髪をなぞりながら蒼紫は呟いた。
「俺に勝算はあるのか?お前を本当の意味で抱ける日が来るのか?お前の目に俺は想い人として映る日が来るのか・・・。」
今夜は月がなく空には数多の星。
蒼紫と武尊のいる部屋を障子越しに薄白い光がぼんやりと武尊の顔を包む。
その姿が淡い夢のようだと蒼紫は武尊の頬を片手で包み、武尊の額と己の額を祈るように付け合せた。
蒼紫の影と武尊の影が一瞬重なった。
蒼紫は片肘をついて体を起し切なそうに武尊を見つめた。
布団と蒼紫の肘の所から入る冷気が気になったのか、武尊はむずむずと身体を動かし寝返りをうった。
「・・ふっ。」
蒼紫は自嘲して武尊の頭の下に自分の腕を差しこみ腕枕をし、武尊を軽く抱きながら己も目を閉じた。
すでに疲労困ぱいの武尊は蒼紫の腕の中で眠りに落ちていった。
武尊の浴衣は汗を大いに吸いすでに冷たくなりかけていた。
一方蒼紫は胸の内は大いに熱かったが汗はほとんどかいていなかった。
武尊を風邪をひかさぬようにと全裸の武尊を乾いた布団へと移動させ、己も浴衣を脱いだ。
蒼紫が行燈の灯りをフッと吹き消すと部屋には闇が訪れた。
自分の身体を武尊と同じ布団に潜り込ませ、静かに寝息を立てている武尊を蒼紫は抱きしめた。
やっと自分の胸元に愛しい者を抱く達成感に蒼紫の心は満ちたが心境は複雑だ。
武尊の湿った髪を手ですくいその匂いを鼻腔にため込んでため息をつく。
それを幾度となく繰り返し暗闇の中・・蒼紫は武尊をじっと見つめた。
安らかな武尊の顔を見て蒼紫は京都から追いかけてきて本当に良かったと思った。
そしてやはり武尊は特別だと蒼紫は確信した。
今まで数多くの種類の女を見てきた蒼紫だったが誰一人蒼紫をこのような気持ちにさせた女はいなかった。
武尊の前髪をなぞりながら蒼紫は呟いた。
「俺に勝算はあるのか?お前を本当の意味で抱ける日が来るのか?お前の目に俺は想い人として映る日が来るのか・・・。」
今夜は月がなく空には数多の星。
蒼紫と武尊のいる部屋を障子越しに薄白い光がぼんやりと武尊の顔を包む。
その姿が淡い夢のようだと蒼紫は武尊の頬を片手で包み、武尊の額と己の額を祈るように付け合せた。
蒼紫の影と武尊の影が一瞬重なった。
蒼紫は片肘をついて体を起し切なそうに武尊を見つめた。
布団と蒼紫の肘の所から入る冷気が気になったのか、武尊はむずむずと身体を動かし寝返りをうった。
「・・ふっ。」
蒼紫は自嘲して武尊の頭の下に自分の腕を差しこみ腕枕をし、武尊を軽く抱きながら己も目を閉じた。