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103.斎藤、急に暴走する (斎藤・張・夢主)
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張はその時唯一捕らえた軍人と、軍人の叔父の事、そしてその叔父が工部省の役人で昨日料亭で毒殺されたことを武尊に説明した。
「ほんでそのおっさん、死ぬ間際に伊藤卿の名を言いよったさかいに旦那に言われてわいが伊藤卿の動きを探っとったちゅうわけや。」
「ふう~ん。」
武尊は首を振って頷いた。
自分が入院している間にそんな事になっていたなんて。
事件は急展開じゃないか。
結局手掛かりのつかめそうな証人はこれでなくなってしまったというわけか、ただ一人を除いて。
それが伊藤卿。
武尊は真面目な顔で、
「ねえ斎藤さん、伊藤卿って誰ですか?」
と聞いた。
斎藤は吸っていた煙草をむせ、張は真後ろに倒れた。
「え?あれ?」
武尊は二人のリアクションを見て、何かへんな事言ったかな?と焦った。
と、思ったら起き上がりこぼしのように起き上がって武尊に詰め寄った。
「何でやー!なんでダイナなんとかちゅうもんを知っとって伊藤卿を知らんのやー!」
「え?ええ?!そんなこと言ったって!斎藤さーん!」
と、武尊は張の迫力にじりじりと後ろに下がりながら斎藤に助けを求めた。
「武尊・・・、伊藤卿は大久保卿の死後内務卿になった奴だ。新聞は見てないのか・・・。」
「大久保さんが殺されたっていう事は知ってるけど、その後は知らないー!(というか習ってないよー!)」
「常識としてせめて社会情勢ぐらいは押さえておくべきだな。他所でそんな失言されると上司としての立場がないな。」
斎藤は立ちあがって武尊の所へ来ると襟をつかんでソファーへと引っ張った。
武尊を自分の横へ座らせると同時に自分の膝の上にうつ伏せにさせて固定した。
「斎藤さん!?」
(張がいるというのに何をするの?!)
と、武尊が焦って斎藤を見上げると、
「武尊、今の発言は幾らなんでも失言だな。よって・・・お仕置き決定。」
と、武尊はその場で斎藤に尻叩き十回の刑を宣告された。
「ほんでそのおっさん、死ぬ間際に伊藤卿の名を言いよったさかいに旦那に言われてわいが伊藤卿の動きを探っとったちゅうわけや。」
「ふう~ん。」
武尊は首を振って頷いた。
自分が入院している間にそんな事になっていたなんて。
事件は急展開じゃないか。
結局手掛かりのつかめそうな証人はこれでなくなってしまったというわけか、ただ一人を除いて。
それが伊藤卿。
武尊は真面目な顔で、
「ねえ斎藤さん、伊藤卿って誰ですか?」
と聞いた。
斎藤は吸っていた煙草をむせ、張は真後ろに倒れた。
「え?あれ?」
武尊は二人のリアクションを見て、何かへんな事言ったかな?と焦った。
と、思ったら起き上がりこぼしのように起き上がって武尊に詰め寄った。
「何でやー!なんでダイナなんとかちゅうもんを知っとって伊藤卿を知らんのやー!」
「え?ええ?!そんなこと言ったって!斎藤さーん!」
と、武尊は張の迫力にじりじりと後ろに下がりながら斎藤に助けを求めた。
「武尊・・・、伊藤卿は大久保卿の死後内務卿になった奴だ。新聞は見てないのか・・・。」
「大久保さんが殺されたっていう事は知ってるけど、その後は知らないー!(というか習ってないよー!)」
「常識としてせめて社会情勢ぐらいは押さえておくべきだな。他所でそんな失言されると上司としての立場がないな。」
斎藤は立ちあがって武尊の所へ来ると襟をつかんでソファーへと引っ張った。
武尊を自分の横へ座らせると同時に自分の膝の上にうつ伏せにさせて固定した。
「斎藤さん!?」
(張がいるというのに何をするの?!)
と、武尊が焦って斎藤を見上げると、
「武尊、今の発言は幾らなんでも失言だな。よって・・・お仕置き決定。」
と、武尊はその場で斎藤に尻叩き十回の刑を宣告された。