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84.甦る凶器と薬の関係 (斎藤・蒼紫・夢主)
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武尊は、顔が洗いたい、歯を磨きたい、そして何よりもトイレに行きたいと思った。
トイレに行きたいと思うのはいい徴候。
循環機能が働きだしたか確認できる。
未来なら尿道カテーテルとかされてて起き上がる必要はないのだろうが、ここではすべて自力である。
ここで漏らすなんて・・・・、特に今、蒼紫の前で漏らすなんて武尊の理性が許さない。
(と、とりあえず、トイレ・・・。)
と思った武尊は体を起こそうとした。
「ぎゃ、、痛・・・!」
と、相変わらず背中に痛みが走ったものの、ひと寝入りするまえよりも痛みはかなりましになっていることに気がついた。
「武尊、無理はするな。」
と、すぐ蒼紫に言われたが、
(今おしっこ我慢するほうが無理・・・!)
と、真面目に突っ込む武尊だった。
でも、トイレは何処にあるかわからないので恥を忍んで、
「蒼紫・・・厠へ行きたい・・・。起きる・・・。」
と、ちょっと情けないと思いつつも武尊は言った。
そしてゆっくり上半身を起こす。
(ちょっと・・・・、いやまだかなりくらっとする・・。)
と思った途端に、目の前が真っ暗になり、次の瞬間気が付いたら蒼紫の腕が武尊を抱きとめていた。
「蒼紫・・・。」
武尊が薄目を開けて蒼紫を見上げると、蒼紫の心配そうな顔が武尊の目に入って来た。
「武尊。」
と、蒼紫は言うと、武尊の布団をがばっとめくり武尊を抱き上げた。
「!」
武尊が蒼紫の行動に驚く間もなく蒼紫は、
「起き上がるのはまだ無理だ。傷が痛むだろうが少し我慢しろ。」
と言ってそのまま部屋を出た。
*************
(ちょっ!ちょっ!ちょ~~~!)
蒼紫にお姫様だっこで運ばれる武尊。
(たぶんトイレへ連れてってくれていると思うんだけど。)
と、思いつつも、なぜこんな恰好で運ばる!?想定外だ-!
と、今の状況にとまどう武尊。
そして意外に広い蒼紫の胸板に気がついて変に意識してしまい、蒼紫の腕の中でおとなしく運ばれていった。
トイレに行きたいと思うのはいい徴候。
循環機能が働きだしたか確認できる。
未来なら尿道カテーテルとかされてて起き上がる必要はないのだろうが、ここではすべて自力である。
ここで漏らすなんて・・・・、特に今、蒼紫の前で漏らすなんて武尊の理性が許さない。
(と、とりあえず、トイレ・・・。)
と思った武尊は体を起こそうとした。
「ぎゃ、、痛・・・!」
と、相変わらず背中に痛みが走ったものの、ひと寝入りするまえよりも痛みはかなりましになっていることに気がついた。
「武尊、無理はするな。」
と、すぐ蒼紫に言われたが、
(今おしっこ我慢するほうが無理・・・!)
と、真面目に突っ込む武尊だった。
でも、トイレは何処にあるかわからないので恥を忍んで、
「蒼紫・・・厠へ行きたい・・・。起きる・・・。」
と、ちょっと情けないと思いつつも武尊は言った。
そしてゆっくり上半身を起こす。
(ちょっと・・・・、いやまだかなりくらっとする・・。)
と思った途端に、目の前が真っ暗になり、次の瞬間気が付いたら蒼紫の腕が武尊を抱きとめていた。
「蒼紫・・・。」
武尊が薄目を開けて蒼紫を見上げると、蒼紫の心配そうな顔が武尊の目に入って来た。
「武尊。」
と、蒼紫は言うと、武尊の布団をがばっとめくり武尊を抱き上げた。
「!」
武尊が蒼紫の行動に驚く間もなく蒼紫は、
「起き上がるのはまだ無理だ。傷が痛むだろうが少し我慢しろ。」
と言ってそのまま部屋を出た。
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(ちょっ!ちょっ!ちょ~~~!)
蒼紫にお姫様だっこで運ばれる武尊。
(たぶんトイレへ連れてってくれていると思うんだけど。)
と、思いつつも、なぜこんな恰好で運ばる!?想定外だ-!
と、今の状況にとまどう武尊。
そして意外に広い蒼紫の胸板に気がついて変に意識してしまい、蒼紫の腕の中でおとなしく運ばれていった。