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73.ファイヤ-! (斎藤・川路・夢主)
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武尊は気が付くと白衣を着ていた。
「あれ?何で私白衣なんか着ているんだろう。」
と、言いながら胸のポケットをつまんで引っ張ると、武尊のいた研究所のロゴマークが入っていた。
「あれ?何で研究所?ここはどこ?」
武尊が辺りを見回すとここはどうやら研究所の地下にあるコンピュ-タルームのようだ。
テニスコ-ト一面分ぐらいの広さの部屋に天井まで届く高さのス-パ-コンピュ-タがぎっしり並んでいる。
さながら理化学研究所の京(けい)ス-パ-コンピュ-タのようだ。
だがここのス-パ-コンピュ-タは別名ギャラクシ-という。
いや、そういっていたのをドクから聞いたことがあっただけ。
武尊は実際のギャラクシ-を見たこともないし、この部屋にも来たことがない。
武尊が不思議な気持ちで部屋を見回していた時、急に灯りが落ちて真っ暗になった。
「うわ!」
と、武尊が驚くと、その瞬間部屋が非常灯に切り替わり薄暗い電球が部屋に点いた。
そして、部屋全体を救急車の赤色灯のような赤い色をした光が点滅してウ~、ウ~というサイレンの音が鳴り響いた。
「え!どうしたの、何?!」
動揺する武尊の前に机があり、モニターが7台ほど、半円をえがくように並んでいる。
そのモニタ-が一斉にONになると、青い画面に赤い文字で、
『火災発生』
という文字が大きく表示された。
そして、室内に
「緊急事態発生。火災発生、火災発生。」
のアナウンスが。
「え!火災!?逃げなきゃ!」
と、思うが部屋には窓もなければ出入口もない。
(え?!どうなってるの!)
と、思うもアナウンスはずっと流れ、部屋の点滅はだんだん早くなる。
その異常な状態に武尊は恐怖を感じ始めていた。
すると、武尊の目の前に天井からスルスルとマイクが下がって来て、別の室内アナウンスが入る。
「スプリンクラ-が故障して水が出ません。このマイクで『水』と言ってください。」
武尊は何もおかしいとは考えずにマイクに向かって、
「水!」
と言った。
室内アナウンスがまた言う。
「音量が足りない為、スプリンクラ-が作動しません。もう一度繰り返してください。」
武尊は
(スプリンクラ-って音声で作動するんだっけ?)
そんな事が一瞬頭がよぎったが、相変わらず赤く点滅を繰り返す部屋に不安が増大し、
「水!」
武尊はさっきより大きな声でマイクに言った。
だが、再度、
「音量が足りない為、スプリンクラ-が作動しません。もう一度繰り返してください。」
とのアナウンス。
武尊はなるほど、まだ声が小さかったのか・・・、と思い、もっと大きな声で、
「水!」
と、叫んだ。
だがアナウンスは、
「音量が足りない為、スプリンクラ-が作動しません。もう一度繰り返してください。」
と、また同じ事を繰り返した。
「水!!!」
武尊はこれでもかという声でマイクに向かって叫んだ。
すると、
「その調子です。もう一度繰り返してください。」
とアナウンスされた。
「水!!!」
「水!!!」
「水!!!」
「水!!!」
「水!!!」
武尊はアナウンスに言われるまま何度も何度も『水』と叫び続けた。
おまけ:
脳内メ-カ-』で、『斎藤一の脳内』というのを見ると、
【H】という文字が脳の外縁を一周していて(笑)、その中を【欲】という文字で埋め尽くされていました。(笑)
タイミング良すぎて笑いました。
「あれ?何で私白衣なんか着ているんだろう。」
と、言いながら胸のポケットをつまんで引っ張ると、武尊のいた研究所のロゴマークが入っていた。
「あれ?何で研究所?ここはどこ?」
武尊が辺りを見回すとここはどうやら研究所の地下にあるコンピュ-タルームのようだ。
テニスコ-ト一面分ぐらいの広さの部屋に天井まで届く高さのス-パ-コンピュ-タがぎっしり並んでいる。
さながら理化学研究所の京(けい)ス-パ-コンピュ-タのようだ。
だがここのス-パ-コンピュ-タは別名ギャラクシ-という。
いや、そういっていたのをドクから聞いたことがあっただけ。
武尊は実際のギャラクシ-を見たこともないし、この部屋にも来たことがない。
武尊が不思議な気持ちで部屋を見回していた時、急に灯りが落ちて真っ暗になった。
「うわ!」
と、武尊が驚くと、その瞬間部屋が非常灯に切り替わり薄暗い電球が部屋に点いた。
そして、部屋全体を救急車の赤色灯のような赤い色をした光が点滅してウ~、ウ~というサイレンの音が鳴り響いた。
「え!どうしたの、何?!」
動揺する武尊の前に机があり、モニターが7台ほど、半円をえがくように並んでいる。
そのモニタ-が一斉にONになると、青い画面に赤い文字で、
『火災発生』
という文字が大きく表示された。
そして、室内に
「緊急事態発生。火災発生、火災発生。」
のアナウンスが。
「え!火災!?逃げなきゃ!」
と、思うが部屋には窓もなければ出入口もない。
(え?!どうなってるの!)
と、思うもアナウンスはずっと流れ、部屋の点滅はだんだん早くなる。
その異常な状態に武尊は恐怖を感じ始めていた。
すると、武尊の目の前に天井からスルスルとマイクが下がって来て、別の室内アナウンスが入る。
「スプリンクラ-が故障して水が出ません。このマイクで『水』と言ってください。」
武尊は何もおかしいとは考えずにマイクに向かって、
「水!」
と言った。
室内アナウンスがまた言う。
「音量が足りない為、スプリンクラ-が作動しません。もう一度繰り返してください。」
武尊は
(スプリンクラ-って音声で作動するんだっけ?)
そんな事が一瞬頭がよぎったが、相変わらず赤く点滅を繰り返す部屋に不安が増大し、
「水!」
武尊はさっきより大きな声でマイクに言った。
だが、再度、
「音量が足りない為、スプリンクラ-が作動しません。もう一度繰り返してください。」
とのアナウンス。
武尊はなるほど、まだ声が小さかったのか・・・、と思い、もっと大きな声で、
「水!」
と、叫んだ。
だがアナウンスは、
「音量が足りない為、スプリンクラ-が作動しません。もう一度繰り返してください。」
と、また同じ事を繰り返した。
「水!!!」
武尊はこれでもかという声でマイクに向かって叫んだ。
すると、
「その調子です。もう一度繰り返してください。」
とアナウンスされた。
「水!!!」
「水!!!」
「水!!!」
「水!!!」
「水!!!」
武尊はアナウンスに言われるまま何度も何度も『水』と叫び続けた。
おまけ:
脳内メ-カ-』で、『斎藤一の脳内』というのを見ると、
【H】という文字が脳の外縁を一周していて(笑)、その中を【欲】という文字で埋め尽くされていました。(笑)
タイミング良すぎて笑いました。