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71.二人だけの診療所 (蒼紫・夢主)
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蒼紫はかつて女人の拷問にも立ち会ったことがある。
女を責めるのは男と違い、縛り上げて棒で叩いたりするだけが方法ではないということも知っている。
凌辱・・・・。
今の武尊はまさにそれを受けているような顔をしている・・・と、その苦悶の表情に蒼紫は耐えがたい気持ちになる。
だが自分は以前に少しだがそれと同じような事を武尊にした・・・という事を思い出した。
あの時は武尊に対して今のような気持ちは持っていなかった。
だから武尊の身体を気遣って言った事を拒否され暴れられ腹を立てた時、別におとなしくさせる方法なら他にもあることは分かっていたにも拘わらす、その時の自分は武尊を生意気だと思ったことと、かつて部下を殺されたという事で武尊を辱めたことは確かだ。
蒼紫はベッドの側の椅子に腰をかけた。
武尊の身体に触れることが出来ない以上何も出来ることはない。
いや、仮に触れることが出来たとしてもどうすればやめさせることが出来るのか見当がつかない。
(十六夜丸・・・、許さん・・・。)
目に見えぬ相手に腰を揺らす武尊。
紅潮する頬。
濡れた声。
目の前で自分の愛する女が知らぬ誰かに犯されるよう様子に苛立ちがMAXになる蒼紫だったが、責められてよがっている武尊の顔を見ているうちに蒼紫の下半身がピクっと反応した。
(くっ。)
何故だ。
と、己に問う蒼紫だったが好いた女の濡れ場の声、苦しげに喘ぐ声もその顔も・・・・・・蒼紫の心をそそるのだ。
自分の中にあるずっと武尊をこんな風に犯したいという気持ちと重なって蒼紫の息子が首を持ち上げる。
「馬鹿な・・・・。」
蒼紫は武尊を大事にしたいという気持ちとは裏腹にどんどん硬くなる自分の息子を手で押さえた。
息子を黙らせるには武尊の声が聞こえない所まで行けばいい。
そう思った。
だが、武尊の身に万が一の事が起きれば・・・・、と考えるとやはりこの場を離れることができない。
「くっ。」
蒼紫は奥歯を噛み締めてなんとか己の熱を抑えようとするが息子は暴れ出さんばかりに膨らんだ。
座禅で養った平常心は何処へ行ったのやら。
(高荷恵は確か夕方まで帰って来なかったな・・・。)
蒼紫はそれを今一度自分に確認させると、ついに右手を着物の隙間から入れて自分自身を握った。
「武尊・・・・。」
蒼紫は絞り出すような声を出し少し前かがみになると武尊の呼吸に合わせるように己自身を擦りあげ始めた。
女を責めるのは男と違い、縛り上げて棒で叩いたりするだけが方法ではないということも知っている。
凌辱・・・・。
今の武尊はまさにそれを受けているような顔をしている・・・と、その苦悶の表情に蒼紫は耐えがたい気持ちになる。
だが自分は以前に少しだがそれと同じような事を武尊にした・・・という事を思い出した。
あの時は武尊に対して今のような気持ちは持っていなかった。
だから武尊の身体を気遣って言った事を拒否され暴れられ腹を立てた時、別におとなしくさせる方法なら他にもあることは分かっていたにも拘わらす、その時の自分は武尊を生意気だと思ったことと、かつて部下を殺されたという事で武尊を辱めたことは確かだ。
蒼紫はベッドの側の椅子に腰をかけた。
武尊の身体に触れることが出来ない以上何も出来ることはない。
いや、仮に触れることが出来たとしてもどうすればやめさせることが出来るのか見当がつかない。
(十六夜丸・・・、許さん・・・。)
目に見えぬ相手に腰を揺らす武尊。
紅潮する頬。
濡れた声。
目の前で自分の愛する女が知らぬ誰かに犯されるよう様子に苛立ちがMAXになる蒼紫だったが、責められてよがっている武尊の顔を見ているうちに蒼紫の下半身がピクっと反応した。
(くっ。)
何故だ。
と、己に問う蒼紫だったが好いた女の濡れ場の声、苦しげに喘ぐ声もその顔も・・・・・・蒼紫の心をそそるのだ。
自分の中にあるずっと武尊をこんな風に犯したいという気持ちと重なって蒼紫の息子が首を持ち上げる。
「馬鹿な・・・・。」
蒼紫は武尊を大事にしたいという気持ちとは裏腹にどんどん硬くなる自分の息子を手で押さえた。
息子を黙らせるには武尊の声が聞こえない所まで行けばいい。
そう思った。
だが、武尊の身に万が一の事が起きれば・・・・、と考えるとやはりこの場を離れることができない。
「くっ。」
蒼紫は奥歯を噛み締めてなんとか己の熱を抑えようとするが息子は暴れ出さんばかりに膨らんだ。
座禅で養った平常心は何処へ行ったのやら。
(高荷恵は確か夕方まで帰って来なかったな・・・。)
蒼紫はそれを今一度自分に確認させると、ついに右手を着物の隙間から入れて自分自身を握った。
「武尊・・・・。」
蒼紫は絞り出すような声を出し少し前かがみになると武尊の呼吸に合わせるように己自身を擦りあげ始めた。