70.夜明けは始まりの合図 (蒼紫・恵・夢主・夢主の中に潜むもの)
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
暗い・・・・・・。
暗い・・・・・・・・。
真っ暗・・・・・・・。
沈む・・・・。
沈む・・・・・。
どこまでも沈む・・・・。
裸で上を向きながら、まるでプールで水面を見るような姿勢でゆっくりと沈んでいく感覚。
プールと違うのは見えるのは煌めく水面ではなく、一面の黒い世界。
目を開けているはずなのに見えるのは黒だけ、完全な闇。
武尊は目を閉じてみた。
やっぱり真っ暗だ。
ゆっくりと落ちていく感覚が気持ちいい。
意識が闇に溶けていく・・・・・。
このまま溶けてしまったら私はどうなるのかな・・・・。