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62.稲荷神社へ続く道 (夢主・時尾・斎藤・蒼紫)
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張が待っている。
急がないと・・・・荷物を積んだ船が出港しちゃったら今度こそ何処へいったかわからなくなっちゃう。
くっそぉ・・・・、西南戦争も終わってやっと国内の安定化に向けてみんなが頑張ってる時にまた誰かが悪い事計画してるとしたら・・・・・。
させないんだから、そんな事・・・・未来人の名にかけて・・・・。
って、未来人とかどうでもいいけど、斎藤さ~ん!
なんでこんな時に限っていないかなぁ-!
武尊はそんな事を頭に浮かべながら、気力で警視庁まで走った。
途中でなにか妙に生温かい湿気た風が吹いてきた。
武尊は変な風だ、と思ったが、もうすぐ警視庁の門に着くという時に、見たことのある後ろ姿の人が歩いているのに気が付いた。
(あれ・・・・?時尾さん??)
どうしてここに?と、思いながら、後ろから、
「時尾さん-っ!」
と、声をかけた。
武尊の声に気が付いた時尾が振り返って、
「あ・・、武尊さん。どうしたのですか?そんなにお急ぎになって。」
「時尾さんこそ、・・・ハァハァ・・・・・、どうして・・・・・・ハァハァ。」
「五郎さんの着替えを今朝お渡しするのを忘れてて・・・、ほら、今朝はちょっと私も心浮ついてましたから。」
と、時尾は自分の勘違いを恥じて困ったように言ったが今の武尊はそれどころではなく、
「私は、さ・・・・、藤田警部補にちょっと急ぎの用事があって警視庁に戻って来たんです。では、すみません、お先に・・・・。」
と言って、武尊が再び走り出そうとすると、時尾が、
「あ、武尊さん、お待ちになって。五郎さんはまだ警視庁へお戻りになられてませんわ。」
と、言った。
「え?」
一歩目をすでに大きく踏み出していた武尊が急ブレーキをかけて時尾の方へ向いた。
「戻ってないって?」
「ええ、私、つい先ほど通りで五郎さんにお会いしたのですが、ああ、そう。丁度その時、昨日の・・・四乃森さんでしたかしら。あの方が現れて五郎さんに話があるとかで。私は荷物を届けようと思ってましたのでにこちらへ伺ったんですけれど。」
「四乃森さん?・・が?」
「ええ。お二人でどこかでお話をされるようでしたので私は早々に失礼をさせていただいたんですが。」
時尾の話を聞いて、武尊は、考えた。
とりあえず、斎藤さんはまだ帰ってきてない、部屋にはいない。
それなら戻るしかない。
・・・・・うわ~っ・・・・何処よ・・・・一体・・・。
と、武尊は一瞬気が遠くなったのはきっと酸素が足らないだけじゃない、と思いつつ、
「時尾さん、教えてくれてありがとうございます、私、藤田警部補探さなくっちゃ。・・・・すみません、お茶もだせなくて-!」
と言いつつすでに武尊は時尾が来た方向へ走り出した。
急がないと・・・・荷物を積んだ船が出港しちゃったら今度こそ何処へいったかわからなくなっちゃう。
くっそぉ・・・・、西南戦争も終わってやっと国内の安定化に向けてみんなが頑張ってる時にまた誰かが悪い事計画してるとしたら・・・・・。
させないんだから、そんな事・・・・未来人の名にかけて・・・・。
って、未来人とかどうでもいいけど、斎藤さ~ん!
なんでこんな時に限っていないかなぁ-!
武尊はそんな事を頭に浮かべながら、気力で警視庁まで走った。
途中でなにか妙に生温かい湿気た風が吹いてきた。
武尊は変な風だ、と思ったが、もうすぐ警視庁の門に着くという時に、見たことのある後ろ姿の人が歩いているのに気が付いた。
(あれ・・・・?時尾さん??)
どうしてここに?と、思いながら、後ろから、
「時尾さん-っ!」
と、声をかけた。
武尊の声に気が付いた時尾が振り返って、
「あ・・、武尊さん。どうしたのですか?そんなにお急ぎになって。」
「時尾さんこそ、・・・ハァハァ・・・・・、どうして・・・・・・ハァハァ。」
「五郎さんの着替えを今朝お渡しするのを忘れてて・・・、ほら、今朝はちょっと私も心浮ついてましたから。」
と、時尾は自分の勘違いを恥じて困ったように言ったが今の武尊はそれどころではなく、
「私は、さ・・・・、藤田警部補にちょっと急ぎの用事があって警視庁に戻って来たんです。では、すみません、お先に・・・・。」
と言って、武尊が再び走り出そうとすると、時尾が、
「あ、武尊さん、お待ちになって。五郎さんはまだ警視庁へお戻りになられてませんわ。」
と、言った。
「え?」
一歩目をすでに大きく踏み出していた武尊が急ブレーキをかけて時尾の方へ向いた。
「戻ってないって?」
「ええ、私、つい先ほど通りで五郎さんにお会いしたのですが、ああ、そう。丁度その時、昨日の・・・四乃森さんでしたかしら。あの方が現れて五郎さんに話があるとかで。私は荷物を届けようと思ってましたのでにこちらへ伺ったんですけれど。」
「四乃森さん?・・が?」
「ええ。お二人でどこかでお話をされるようでしたので私は早々に失礼をさせていただいたんですが。」
時尾の話を聞いて、武尊は、考えた。
とりあえず、斎藤さんはまだ帰ってきてない、部屋にはいない。
それなら戻るしかない。
・・・・・うわ~っ・・・・何処よ・・・・一体・・・。
と、武尊は一瞬気が遠くなったのはきっと酸素が足らないだけじゃない、と思いつつ、
「時尾さん、教えてくれてありがとうございます、私、藤田警部補探さなくっちゃ。・・・・すみません、お茶もだせなくて-!」
と言いつつすでに武尊は時尾が来た方向へ走り出した。