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61.入道雲 (斎藤・夢主・左之助・操・時尾・蒼紫・張)
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「ほんと、暑いったらありゃしない。」
武尊は手ぬぐいで顔の汗を取りながら張の所へ向かった。
海が見える辺りまで来ると沖の方に白い入道雲がもくもくと上へ伸びているのが見えた。
「うわ-、本当、夏みたい。こっちでも夕立降るかな?」
降れば涼しくなるのに。
降らないかな~。
あんまり暑いので空からのシャワ-を期待する武尊だった。
「張。」
武尊はこの間の張が張り込んでいた場所に来ると張を呼んだが返事がない。
「ちょ----ぉ!」
大きな声で呼んでも帰って来る声がない。
「あっれ~?おかしいな。寝てるのかなぁ・・・。張~!」
武尊は張の名前を呼びながら辺りを歩いた。
しかし張の姿は見えない。
「近々動きがあるって斎藤さんが言ってたのに、ちゃんと見張ってないとだめじゃん。本当に張、どこ行っちゃたんだろう。」
と、武尊がうろうろしていると、
「武尊、遅いやんか!旦那はどこや。」
と、張が向こうから走って来て武尊に詰め寄った。
「張こそどこ行ってたのよ-、いつもの所にいないからどうしたのかと思ったじゃない。斎藤さんは昼から警察署の方へ行ってるよ。」
と、武尊が言うと、
「ああ、そうやった。」
と、張は片手で自分の顔をパシッと叩くと、
「武尊、動いたで。あいつら動きよったで。」
と、興奮して言った。
「え、どういう事。」
と、武尊が聞くと、
「朝になったらあの倉庫の沖に船が来てな、さっきから少しづつ小舟で荷物運びよるさかい、はよ旦那に知らせんとあかんわ。」
と、張が言った。
「わかった、斎藤さん呼んでくればいい?」
「せや、わい、このまま見張ってんねん、旦那呼んで来てえな。」
「うん、急いで行ってくる。ここは頼んだよ、張!」
「任せとき。」
武尊は張に手を振ると元の道を走り出した。
武尊は手ぬぐいで顔の汗を取りながら張の所へ向かった。
海が見える辺りまで来ると沖の方に白い入道雲がもくもくと上へ伸びているのが見えた。
「うわ-、本当、夏みたい。こっちでも夕立降るかな?」
降れば涼しくなるのに。
降らないかな~。
あんまり暑いので空からのシャワ-を期待する武尊だった。
「張。」
武尊はこの間の張が張り込んでいた場所に来ると張を呼んだが返事がない。
「ちょ----ぉ!」
大きな声で呼んでも帰って来る声がない。
「あっれ~?おかしいな。寝てるのかなぁ・・・。張~!」
武尊は張の名前を呼びながら辺りを歩いた。
しかし張の姿は見えない。
「近々動きがあるって斎藤さんが言ってたのに、ちゃんと見張ってないとだめじゃん。本当に張、どこ行っちゃたんだろう。」
と、武尊がうろうろしていると、
「武尊、遅いやんか!旦那はどこや。」
と、張が向こうから走って来て武尊に詰め寄った。
「張こそどこ行ってたのよ-、いつもの所にいないからどうしたのかと思ったじゃない。斎藤さんは昼から警察署の方へ行ってるよ。」
と、武尊が言うと、
「ああ、そうやった。」
と、張は片手で自分の顔をパシッと叩くと、
「武尊、動いたで。あいつら動きよったで。」
と、興奮して言った。
「え、どういう事。」
と、武尊が聞くと、
「朝になったらあの倉庫の沖に船が来てな、さっきから少しづつ小舟で荷物運びよるさかい、はよ旦那に知らせんとあかんわ。」
と、張が言った。
「わかった、斎藤さん呼んでくればいい?」
「せや、わい、このまま見張ってんねん、旦那呼んで来てえな。」
「うん、急いで行ってくる。ここは頼んだよ、張!」
「任せとき。」
武尊は張に手を振ると元の道を走り出した。