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50.余韻 (斎藤・夢主)
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『ふぅ~。』
たった服を着るだけなのに疲れた。
腰とお腹に鈍痛がある。
歩くといつぞやの様に股関節が痛いので変な歩き方になる。
斎藤はあれからすぐ朝一番の会議に行ってしまった。
本当にタフだ・・・斎藤さんは・・・。
昨日、船から帰って来たばかりだよ?
あの体力どうなってるの。
そんなス-パ-上司の、『寝ててもいいぞ。』と言う言葉に、本当に目を開けているのも辛くなってきたので、言葉に甘えてソファーに横になりながらタフすぎる上司の事を考える。
帰ってきたら書類抱えてくるんだろうな・・・・・。
それまでには復活しなくっちゃ・・。
ああ、でも本当に眠いし、だるい・・・・。
服を着ると安心したのか眠気が襲ってきた。
武尊は少しずつ遠くなっていく意識の中、浮かんで来たのは斎藤のぬくもり、自分を抱いた力強い腕。
武尊は思った。
男と女の行為ってこんなにハードなんだ・・・。
とか、
子供を産むって言うのも大変なんだろうけど、つくる行為も大変なんだなぁ・・・。
ということを。
子供はつくれない自分だけど・・・。
それでも愛する人に抱かれた後は心が満ちる・・・・。
そう思った後、ふと武尊は自分に問う。
愛する?
愛している?
斎藤さんのことを?
斎藤さんは私の初恋の人・・・。
憧れの大好きな人・・・。
意地悪だけど強くて優しい人・・・。
斎藤さんは私の事を『愛してる。』と言ってくれた・・・。
私も?
斎藤さんのことを思うとドキドキするのが愛?
愛っていうのは何?
愛の形は無数にあると言うけれど・・・。
この気持ちが愛かどうかはわからない。
私が斎藤さんに望むのは、・・・・望んだのは、
・・・その【魂】。
いかなる困難にも挫けることがない強い魂。
孤高だと言うかもしれない。
けれど私はその魂の強さと輝きに憧れてやまない。
そしてその魂と
一つになりたい・・・・。
それが私の願い・・・だった・・・。
よかった・・・・。
昨夜は確かにその熱い魂に触れ、求められ、溶けて一つになれた・・・。
武尊は目を閉じ深く呼吸をする。
鳥のさえずり、通り抜ける朝の風。
武尊の満足感と共にそれらが武尊を急速に意識を深みへと運ぶ。
武尊はすぐに眠りに落ちていった。
束の間の幸せの時間。
せめて次に目が覚めるまで、この満ち足りた思いで包まれたい・・・。
たった服を着るだけなのに疲れた。
腰とお腹に鈍痛がある。
歩くといつぞやの様に股関節が痛いので変な歩き方になる。
斎藤はあれからすぐ朝一番の会議に行ってしまった。
本当にタフだ・・・斎藤さんは・・・。
昨日、船から帰って来たばかりだよ?
あの体力どうなってるの。
そんなス-パ-上司の、『寝ててもいいぞ。』と言う言葉に、本当に目を開けているのも辛くなってきたので、言葉に甘えてソファーに横になりながらタフすぎる上司の事を考える。
帰ってきたら書類抱えてくるんだろうな・・・・・。
それまでには復活しなくっちゃ・・。
ああ、でも本当に眠いし、だるい・・・・。
服を着ると安心したのか眠気が襲ってきた。
武尊は少しずつ遠くなっていく意識の中、浮かんで来たのは斎藤のぬくもり、自分を抱いた力強い腕。
武尊は思った。
男と女の行為ってこんなにハードなんだ・・・。
とか、
子供を産むって言うのも大変なんだろうけど、つくる行為も大変なんだなぁ・・・。
ということを。
子供はつくれない自分だけど・・・。
それでも愛する人に抱かれた後は心が満ちる・・・・。
そう思った後、ふと武尊は自分に問う。
愛する?
愛している?
斎藤さんのことを?
斎藤さんは私の初恋の人・・・。
憧れの大好きな人・・・。
意地悪だけど強くて優しい人・・・。
斎藤さんは私の事を『愛してる。』と言ってくれた・・・。
私も?
斎藤さんのことを思うとドキドキするのが愛?
愛っていうのは何?
愛の形は無数にあると言うけれど・・・。
この気持ちが愛かどうかはわからない。
私が斎藤さんに望むのは、・・・・望んだのは、
・・・その【魂】。
いかなる困難にも挫けることがない強い魂。
孤高だと言うかもしれない。
けれど私はその魂の強さと輝きに憧れてやまない。
そしてその魂と
一つになりたい・・・・。
それが私の願い・・・だった・・・。
よかった・・・・。
昨夜は確かにその熱い魂に触れ、求められ、溶けて一つになれた・・・。
武尊は目を閉じ深く呼吸をする。
鳥のさえずり、通り抜ける朝の風。
武尊の満足感と共にそれらが武尊を急速に意識を深みへと運ぶ。
武尊はすぐに眠りに落ちていった。
束の間の幸せの時間。
せめて次に目が覚めるまで、この満ち足りた思いで包まれたい・・・。