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76.対面の時 (夢主・十六夜丸・蒼紫)
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『うっ・・・・。』
武尊は目を開けようとした時、まぶたを動かすのさえ重いと感じた。
それでも目を開け、眼球を動かして見える範囲で周りを見ようとした。
暗いけど真っ暗ではない部屋。
薄ぼんやりと壁や天井が見える。
そして自分の横にも人がいる事に気が付いてそっちに少しだけ向くと背中から痛みが走った。
『痛っ・・・。』
と思わず声を漏らし、武尊はその人影を見上げた。
表情を見るにはまだ暗い。
でもどこかで見たそのシルエット。
髪型・・・体格・・・。
そして武尊はその人影が蒼紫であると認識した。
『四乃森さん・・・・。』
武尊が呟くように言うと蒼紫は
「ああ・・・ようやく気がついたな。よかった・・・・。」
と言った。
武尊はその声の様子から心なしか蒼紫が安堵しているような感じがした。
そして自分がどこかで寝かされているという事を認識した。
『四乃森さん・・・・ここ・・・・。』
武尊はここがどこという以前にここが現実かどうかもわからなくなっていた。
夢なのか、現実なのか。
何が現実で、何が夢なのか。
「心配はいらん。ここは診療所の病室だ。」
と言った蒼紫に
『そう・・・。』
と言うのがやっとだった。
なんか、さっきまで普通に会話をしていたような気がしたのに、なんか今はとてもぼんやりしてうまく物事が考えられない。
そう言えばさっき誰と話していたんだっけ?
どこか違う所にいたような気がするんだけどな・・・。
武尊はそう思うと、目を開けているのが辛くなってきて再びゆっくりまぶたを閉じた。
武尊は目を開けようとした時、まぶたを動かすのさえ重いと感じた。
それでも目を開け、眼球を動かして見える範囲で周りを見ようとした。
暗いけど真っ暗ではない部屋。
薄ぼんやりと壁や天井が見える。
そして自分の横にも人がいる事に気が付いてそっちに少しだけ向くと背中から痛みが走った。
『痛っ・・・。』
と思わず声を漏らし、武尊はその人影を見上げた。
表情を見るにはまだ暗い。
でもどこかで見たそのシルエット。
髪型・・・体格・・・。
そして武尊はその人影が蒼紫であると認識した。
『四乃森さん・・・・。』
武尊が呟くように言うと蒼紫は
「ああ・・・ようやく気がついたな。よかった・・・・。」
と言った。
武尊はその声の様子から心なしか蒼紫が安堵しているような感じがした。
そして自分がどこかで寝かされているという事を認識した。
『四乃森さん・・・・ここ・・・・。』
武尊はここがどこという以前にここが現実かどうかもわからなくなっていた。
夢なのか、現実なのか。
何が現実で、何が夢なのか。
「心配はいらん。ここは診療所の病室だ。」
と言った蒼紫に
『そう・・・。』
と言うのがやっとだった。
なんか、さっきまで普通に会話をしていたような気がしたのに、なんか今はとてもぼんやりしてうまく物事が考えられない。
そう言えばさっき誰と話していたんだっけ?
どこか違う所にいたような気がするんだけどな・・・。
武尊はそう思うと、目を開けているのが辛くなってきて再びゆっくりまぶたを閉じた。