76.対面の時 (夢主・十六夜丸・蒼紫)
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「そう、俺の糧はお前の『気』・・・。」
そう十六夜丸が話している途中、武尊が座り込んでいる地面が大きく揺れた。
「うわっ!」
突然の大揺れに地震かとびっくりした武尊。
座っていても大きく地面が揺れる時に体も大きく揺れるのでもっと体勢を低くして揺れを堪えようとした時武尊の視界がぼやけてきた。
(あれ?)
思わず顔をあげて十六夜丸を見るが武尊は地面から少し浮いているようでそのまま立っていて武尊を見下ろしていた。
そして十六夜丸の姿もぼやけてきて消えて行く。
「まって!まだ聞きたいことがあるの!」
武尊は揺れる地面にしがみつきながら十六夜丸に向かって叫ぶがそのまま自分の周りの世界が消えた。