※1 記憶を失っている時の名前は変換できません。
26.クマさんができる理由 (斎藤・夢主・時尾・鯨波)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
藤田家を出て最初の曲がり角を曲がったら斎藤が
「どうした、その目のクマ。昨晩はまだ寝るには十分な時間があったはずだったと思ったが。」
と、聞いてきた。
「ええ・・・、ちょっと寝れなかったもので・・。」
と武尊が言った。
「俺の所為なのか。」
武尊はちらっと斎藤を見上げて
「いいえ、違います。」
と、言ってみる。
「嘘だな。」
斎藤に間髪入れず言い返される。
意地悪な人だ、と思い斎藤をキッと見ると煙草を指に挟んでにやっと笑われる。
「も~~、誰のせいだと思ってるんですか!」
「だから俺の所為だろ。」
くっくっくっと笑う斎藤。
(もう、本当にわかっているんだろうか、斎藤さんは~!)
昨夜、斎藤が戻って行ってしまってから、どうも武尊は斎藤に火をつけられた身体と期待を抱かせるような言葉にもんもんとして夜が明けるころまで寝付くことが出来なかった。
それを知ってて言ってるんだろうか。
そう思うと、武尊はちょっとくやしくてふくれっ面をした。
斎藤はそんな武尊が可愛くてしょうがない。
目を細めて武尊がスタスタ歩くのを後ろから見ていた。
と、突然武尊が振り返る。
「どうした。」
「斎藤さん、確か先日捕縛したアームストロング砲の男が拘置されてる警察署ってこっちですよね。私、改造型の射程距離とか聞いてきます。確か上がって来た書類の中には書いてなかったと思いましたので。」
「あ、ああ。」
「じゃ、また後で。」
と武尊は駆けて行った。
「どうした、その目のクマ。昨晩はまだ寝るには十分な時間があったはずだったと思ったが。」
と、聞いてきた。
「ええ・・・、ちょっと寝れなかったもので・・。」
と武尊が言った。
「俺の所為なのか。」
武尊はちらっと斎藤を見上げて
「いいえ、違います。」
と、言ってみる。
「嘘だな。」
斎藤に間髪入れず言い返される。
意地悪な人だ、と思い斎藤をキッと見ると煙草を指に挟んでにやっと笑われる。
「も~~、誰のせいだと思ってるんですか!」
「だから俺の所為だろ。」
くっくっくっと笑う斎藤。
(もう、本当にわかっているんだろうか、斎藤さんは~!)
昨夜、斎藤が戻って行ってしまってから、どうも武尊は斎藤に火をつけられた身体と期待を抱かせるような言葉にもんもんとして夜が明けるころまで寝付くことが出来なかった。
それを知ってて言ってるんだろうか。
そう思うと、武尊はちょっとくやしくてふくれっ面をした。
斎藤はそんな武尊が可愛くてしょうがない。
目を細めて武尊がスタスタ歩くのを後ろから見ていた。
と、突然武尊が振り返る。
「どうした。」
「斎藤さん、確か先日捕縛したアームストロング砲の男が拘置されてる警察署ってこっちですよね。私、改造型の射程距離とか聞いてきます。確か上がって来た書類の中には書いてなかったと思いましたので。」
「あ、ああ。」
「じゃ、また後で。」
と武尊は駆けて行った。