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25.求心求唇2 (斎藤・夢主)
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(斎藤さんはどっちにいるだろう。)
張と別れた後、とりあえず警視庁より藤田宅が近いので武尊はそちらに戻る。
もう零時近くだろうか。
裏口で靴を脱いでも家の中はしんと静まりかえっている。
一応、表玄関に斎藤の靴があることを確認して斎藤が戻って来ている事は分かった。
報告をどうしようかと悩む武尊。
分かったことは明日、夜会がある夜に改良型アームストロング砲を使った何かが行われる可能性があるという事、密輸されたと思われる武器が見つかったという事。
どれも可能性とか思われる、という段階のもので確証という訳ではない事に果たしていつも激務の上司を起こすか起こさまいか・・・。
とりあえず斎藤夫婦の寝室前まで行くがどうしても障子を開ける気になれない。
(あーあ、やっぱり無理かな。)
と、廊下から夜空を見上げていると
「さっきから何だ。」
と、小さく低い声が武尊の後ろからした。
急に声がしてぎくっと心臓が縮むかと思いながら後ろを振り返ると、寝間着姿の斎藤がいつの間にか立っていた。
「さっ・・・・、起こしてすみません。」
と、武尊はささやくように言った。
斎藤は廊下に出て障子を閉めると顎でこっちへ来いと武尊に合図をして寝室を離れた。
張と別れた後、とりあえず警視庁より藤田宅が近いので武尊はそちらに戻る。
もう零時近くだろうか。
裏口で靴を脱いでも家の中はしんと静まりかえっている。
一応、表玄関に斎藤の靴があることを確認して斎藤が戻って来ている事は分かった。
報告をどうしようかと悩む武尊。
分かったことは明日、夜会がある夜に改良型アームストロング砲を使った何かが行われる可能性があるという事、密輸されたと思われる武器が見つかったという事。
どれも可能性とか思われる、という段階のもので確証という訳ではない事に果たしていつも激務の上司を起こすか起こさまいか・・・。
とりあえず斎藤夫婦の寝室前まで行くがどうしても障子を開ける気になれない。
(あーあ、やっぱり無理かな。)
と、廊下から夜空を見上げていると
「さっきから何だ。」
と、小さく低い声が武尊の後ろからした。
急に声がしてぎくっと心臓が縮むかと思いながら後ろを振り返ると、寝間着姿の斎藤がいつの間にか立っていた。
「さっ・・・・、起こしてすみません。」
と、武尊はささやくように言った。
斎藤は廊下に出て障子を閉めると顎でこっちへ来いと武尊に合図をして寝室を離れた。