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23.求心求唇 (斎藤・夢主・張)
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ガバっと斎藤から離れて扉を見る武尊。
「張・・・・。」
ドアを開けた瞬間、二人の視線を強烈に浴び、入り口で固まる張。
「ど、どないしたんや。」
思わずたじろいでしまう。
「な、なんでもない!」
と、武尊は張の側を通り抜け部屋を出て行った。
張は走り去った武尊の方を見ながら
「なんや・・・一体、武尊の顔赤かったで。」
と言った。
斎藤は無言で短くなった煙草を灰皿に押し付け、そのまま新しい煙草に火をつけた。
そして張に向かってこう言った。
「張、築地の海軍兵器製造所だ。」
「なんやねん、それ。」
「武尊が今探ろうとしている。密輸された武器が隠されていると思われる場所だ。」
「あいつそんなヤバイとこ!」
「嗚呼、今夜にでも武尊は一人で潜入するつもりのようだがお前も一緒に行って来い。」
今までの張だったらここで
(いややねん!)
と言うところだが、こないだ飲んで話を聞いてもらっているうちに、武尊のことが割と気に入った張であった。
あいつ素人くさいし、怪我・・・いや、下手したら命も保障できへんさかい・・・。
と思い、
「ええやろ、わいにまかしとき。」
と胸をたたいた。
「張・・・・。」
ドアを開けた瞬間、二人の視線を強烈に浴び、入り口で固まる張。
「ど、どないしたんや。」
思わずたじろいでしまう。
「な、なんでもない!」
と、武尊は張の側を通り抜け部屋を出て行った。
張は走り去った武尊の方を見ながら
「なんや・・・一体、武尊の顔赤かったで。」
と言った。
斎藤は無言で短くなった煙草を灰皿に押し付け、そのまま新しい煙草に火をつけた。
そして張に向かってこう言った。
「張、築地の海軍兵器製造所だ。」
「なんやねん、それ。」
「武尊が今探ろうとしている。密輸された武器が隠されていると思われる場所だ。」
「あいつそんなヤバイとこ!」
「嗚呼、今夜にでも武尊は一人で潜入するつもりのようだがお前も一緒に行って来い。」
今までの張だったらここで
(いややねん!)
と言うところだが、こないだ飲んで話を聞いてもらっているうちに、武尊のことが割と気に入った張であった。
あいつ素人くさいし、怪我・・・いや、下手したら命も保障できへんさかい・・・。
と思い、
「ええやろ、わいにまかしとき。」
と胸をたたいた。