※1 記憶を失っている時の名前は変換できません。
21.低血圧の起こし方 (斎藤・夢主)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「昨日は結局どうなったんだ。」
と斎藤が聞いてきた。
「結局引き受ける旨は川路に言ったんですが後は娘が私でいいと言うか言わないかですね。返事、今日くれるはずなので。」
「そうか。」
「ねえ、斎藤さん、川路ってどんな人なの?っていうか男の人って職場と家では全然ちがうんだね。斎藤さんもそうだけど・・・。」
武尊は少し笑いながら言った。
「でも、私、職場の斎藤さんがいい。そして私もいつか斎藤さんと一緒に闘って斎藤さんの力になりたい。まだまだ先の話ですけどね・・・。」
へへっと笑いながらそんな事を言う武尊。
低血圧で頭に血が回ってないからなのか、自分でも何言ってんだかと思いつつもそんなことを言ってしまった自分が少し恥ずかしい。
斎藤は
「そうだな。お前は育て甲斐があるからな。」
そう言って斎藤は大きく煙を吐いた。
(あっちの方も育てたいんだがな・・・。)
斎藤は武尊の髪を指に絡めていると武尊を抱きたい欲が湧き上がってくるのを感じた。
武尊と再会して一週間になるが時間がなかなか取れない。
果たしていつまで我慢ができるかと考える。
「武尊。」
斎藤は武尊の名前を呼ぶと武尊の上から上半身だけ覆いかぶさって来た。
片肘をソファ-の座面につき、顔を武尊の耳元へ近づける。
「さ、斎藤さん何を!」
斎藤はそれには答えず武尊の耳をペロっと舐めた。
「ひゃ!」
武尊が驚き声をあげた。
「何をしてるんですか!それに左手危ない~。」
斎藤の左手は煙草が指に挟まったまま。
「危ないと思うなら動くな。」
「だって!そんなところ!うっ・・・・。」
ピチャ。
斎藤が武尊の耳をいたぶる。
「んっ、・・・・くっ・・・、だめっ。」
「ンあ、聞かせろ。お前の声を。」
「だめだって・・・・ここ・・・職場・・・。」
武尊は何とか頑張って言葉をつなぎ、背筋を駆け上がってくる快感に耐える。
「ぁ・・・。んん・・。」
斎藤は武尊から絞りだされるように出てくる音色をもっと聞きたくて震える首筋へ向かおうとした時
コンコン、
と扉を叩く音。
「ちっ。」
鍵をかけておけばよかったと思いながら斎藤が扉に向かう。
「藤田警部補はいらっしゃいますか。」
と声がした。
斎藤はカチャっと扉を開けるとそこには総務の人間が立っていて
「藤田警部補、上にいらっしゃらなかったので、やはりこちらでしたか。警視総監がお呼びです。」
と言った。
「わかった、すぐ行く。」
と返事をし、一旦扉を閉めた。
斎藤が武尊を振り返ると武尊は顔を真っ赤に染めて起き上がっていた。
「やれやれ。いいとこだったのにな。」
「いいとこって、もう仕事始まるっていうのに!」
「目覚まし代わりぐらいにはなっただろう?」
「そ、そういう事なんですか!」
「いや・・・・武尊の声が聞きたくてな・・・。口づけでは声が聞けないからな。」
そんな恥ずかしい事をいとも簡単に口に出すなんて・・・。
と、恥ずかしさでプルプル震える武尊を見て
斎藤はフッと笑った。
そして武尊に机の包を指さし、
「握り飯だ。食べておけ。」
と言って部屋を出て行った。
と斎藤が聞いてきた。
「結局引き受ける旨は川路に言ったんですが後は娘が私でいいと言うか言わないかですね。返事、今日くれるはずなので。」
「そうか。」
「ねえ、斎藤さん、川路ってどんな人なの?っていうか男の人って職場と家では全然ちがうんだね。斎藤さんもそうだけど・・・。」
武尊は少し笑いながら言った。
「でも、私、職場の斎藤さんがいい。そして私もいつか斎藤さんと一緒に闘って斎藤さんの力になりたい。まだまだ先の話ですけどね・・・。」
へへっと笑いながらそんな事を言う武尊。
低血圧で頭に血が回ってないからなのか、自分でも何言ってんだかと思いつつもそんなことを言ってしまった自分が少し恥ずかしい。
斎藤は
「そうだな。お前は育て甲斐があるからな。」
そう言って斎藤は大きく煙を吐いた。
(あっちの方も育てたいんだがな・・・。)
斎藤は武尊の髪を指に絡めていると武尊を抱きたい欲が湧き上がってくるのを感じた。
武尊と再会して一週間になるが時間がなかなか取れない。
果たしていつまで我慢ができるかと考える。
「武尊。」
斎藤は武尊の名前を呼ぶと武尊の上から上半身だけ覆いかぶさって来た。
片肘をソファ-の座面につき、顔を武尊の耳元へ近づける。
「さ、斎藤さん何を!」
斎藤はそれには答えず武尊の耳をペロっと舐めた。
「ひゃ!」
武尊が驚き声をあげた。
「何をしてるんですか!それに左手危ない~。」
斎藤の左手は煙草が指に挟まったまま。
「危ないと思うなら動くな。」
「だって!そんなところ!うっ・・・・。」
ピチャ。
斎藤が武尊の耳をいたぶる。
「んっ、・・・・くっ・・・、だめっ。」
「ンあ、聞かせろ。お前の声を。」
「だめだって・・・・ここ・・・職場・・・。」
武尊は何とか頑張って言葉をつなぎ、背筋を駆け上がってくる快感に耐える。
「ぁ・・・。んん・・。」
斎藤は武尊から絞りだされるように出てくる音色をもっと聞きたくて震える首筋へ向かおうとした時
コンコン、
と扉を叩く音。
「ちっ。」
鍵をかけておけばよかったと思いながら斎藤が扉に向かう。
「藤田警部補はいらっしゃいますか。」
と声がした。
斎藤はカチャっと扉を開けるとそこには総務の人間が立っていて
「藤田警部補、上にいらっしゃらなかったので、やはりこちらでしたか。警視総監がお呼びです。」
と言った。
「わかった、すぐ行く。」
と返事をし、一旦扉を閉めた。
斎藤が武尊を振り返ると武尊は顔を真っ赤に染めて起き上がっていた。
「やれやれ。いいとこだったのにな。」
「いいとこって、もう仕事始まるっていうのに!」
「目覚まし代わりぐらいにはなっただろう?」
「そ、そういう事なんですか!」
「いや・・・・武尊の声が聞きたくてな・・・。口づけでは声が聞けないからな。」
そんな恥ずかしい事をいとも簡単に口に出すなんて・・・。
と、恥ずかしさでプルプル震える武尊を見て
斎藤はフッと笑った。
そして武尊に机の包を指さし、
「握り飯だ。食べておけ。」
と言って部屋を出て行った。