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20.ボディガード (斎藤・夢主・川路)
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「斎藤。」
会議が終わって一同退出している所、川路が斎藤に声をかけた。
「まだ何か。」
「実は明後日夜会が予定されていて、私の娘も参加する事になっているのだが。」
「俺には関係ないでしょう。」
「いや、それが娘の・・・警視総監の娘の警護をだな、うちの若い者をつけた所、どうも、ごついのが嫌とかで別の者をつけてくれと言われて・・・。」
川路が額の汗を拭きながら話を続ける。
「・・・・土岐を貸してくれないか。」
川路の思いもよらない申し出に一瞬言葉を失う斎藤。
「土岐は素人です。適任は他にいくらでもいるでしょう。」
「それが・・・娘が気に入らんと・・・・。代えてくれないと出席しないと言うんだ。だが、その夜会は両軍の幹部も出席する大事な夜会でどうしても連れて行かないと困るんだ・・。」
西洋の文化を習って夜会は婦人同伴。
川路の妻はすでに亡く、代わりに娘を連れて行くことになっていた。
「土岐は儂の命だと言ってもたぶん聞かんだろう。先日の事もあるし。」
「そうでしょうね。」
「だから斎藤、お前の口から土岐に警護に就けと言ってくれ。」
「・・・・・・さあ、俺が言った所で聞くかどうかはわかりませんよ。あんたにはいい感情を持ってないようだからな。」
「そこを何とか頼む、斎藤。」
「それに責任持てませんよ。さっきも言った通りあいつは素人ですから。」
「会場には他に警官も配備させている。ただ傍らにいてくれていればいいんだ。」
斎藤はこのくそ忙しい時期によくもそんな私情的は事を頼めるものだと呆れながら
「まあ、話すだけは話してみましょう。期待外れでも文句は言わないでください。」
会議が終わって一同退出している所、川路が斎藤に声をかけた。
「まだ何か。」
「実は明後日夜会が予定されていて、私の娘も参加する事になっているのだが。」
「俺には関係ないでしょう。」
「いや、それが娘の・・・警視総監の娘の警護をだな、うちの若い者をつけた所、どうも、ごついのが嫌とかで別の者をつけてくれと言われて・・・。」
川路が額の汗を拭きながら話を続ける。
「・・・・土岐を貸してくれないか。」
川路の思いもよらない申し出に一瞬言葉を失う斎藤。
「土岐は素人です。適任は他にいくらでもいるでしょう。」
「それが・・・娘が気に入らんと・・・・。代えてくれないと出席しないと言うんだ。だが、その夜会は両軍の幹部も出席する大事な夜会でどうしても連れて行かないと困るんだ・・。」
西洋の文化を習って夜会は婦人同伴。
川路の妻はすでに亡く、代わりに娘を連れて行くことになっていた。
「土岐は儂の命だと言ってもたぶん聞かんだろう。先日の事もあるし。」
「そうでしょうね。」
「だから斎藤、お前の口から土岐に警護に就けと言ってくれ。」
「・・・・・・さあ、俺が言った所で聞くかどうかはわかりませんよ。あんたにはいい感情を持ってないようだからな。」
「そこを何とか頼む、斎藤。」
「それに責任持てませんよ。さっきも言った通りあいつは素人ですから。」
「会場には他に警官も配備させている。ただ傍らにいてくれていればいいんだ。」
斎藤はこのくそ忙しい時期によくもそんな私情的は事を頼めるものだと呆れながら
「まあ、話すだけは話してみましょう。期待外れでも文句は言わないでください。」