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17.蒼紫の気持ち (斎藤・蒼紫・夢主)
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武尊は蒼紫が『友になろう』、と言ってくれたぐらいの日から自分に優しく接してくれている、と感じる。
だけど、次にどんな行動にでるかまったく読めないのであまり近くに立たれると構えてしまう。
今日はこの辺で仕事を切り上げて帰ったほうがよいと思い、
「四乃森さん、私もそろそろ今日は帰ります。何か斎藤さんに伝えることがあれば伝えますが。」
と、言って、蒼紫の手をそっと払う。
「そうだな、もうそんな時間か。別に急ぐことではない。いなければまた時をみて来よう。そうだ、土岐、抜刀斎が戻ってきたぞ。とは言っても斎藤の部下をやっていれば知っていると思うが抜刀斎の相手は縁だ。決着がつくまでもうしばらくかかりそうだ。それまでもう少し待っていてくれ。」
「はい。私もいろいろ勉強させてもらったりしてますので待つのは苦にならないです。お手数かけます、四乃森さん。」
と土岐は蒼紫におじぎをした。
「では。」
と、武尊が帰ろうとすると、蒼紫が
「送ろう。」
と言った。
「大丈夫ですよ、斎藤さんの家、そんなに遠くないですから。」
「斎藤の家?」
「ええ。私、斎藤さんの家に泊めていただいてるんです。」
と武尊が言った。
そう言えば斎藤は『武尊をしばらく預かろう。』と言った。
あれは自分の家に置くということだったのか。
迂闊だった。
(斎藤の奴、一体どういうつもりだ、俺の武尊を・・・・・・。)
蒼紫は自然についてでた自分の言葉に驚いて思考が止まった。
(俺は今なんと・・・・・。)
蒼紫の目が武尊を注視する。
(俺の武尊・・・。)
蒼紫の様子に異変を感じた武尊が
「四乃森さん?どうかしました?」
と声をかけるが蒼紫は武尊を見つめたまま動かない。
武尊はどうしていいか分からず、その場で膠着していた。
武尊は部屋の空気が固まっていて動けないと、そう感じた。
が、ついに蒼紫が深く息を吐き片手で眉間を押さえて目をつむったと同時に固まっていた空気が流れ出した、・・・気がした。
「大丈夫ですか?四乃森さん?」
「ああ・・・・。」
そして、また来る、と言って蒼紫は帰って行った。
蒼紫の不自然な態度が気になる武尊。
「どうしちゃったんだろ、四乃森さん。・・・あ~!!もしかして四乃森さん、何か勘違いした!?」
なんでそんな勘違いを・・・・。
と、困惑する武尊であった。
だけど、次にどんな行動にでるかまったく読めないのであまり近くに立たれると構えてしまう。
今日はこの辺で仕事を切り上げて帰ったほうがよいと思い、
「四乃森さん、私もそろそろ今日は帰ります。何か斎藤さんに伝えることがあれば伝えますが。」
と、言って、蒼紫の手をそっと払う。
「そうだな、もうそんな時間か。別に急ぐことではない。いなければまた時をみて来よう。そうだ、土岐、抜刀斎が戻ってきたぞ。とは言っても斎藤の部下をやっていれば知っていると思うが抜刀斎の相手は縁だ。決着がつくまでもうしばらくかかりそうだ。それまでもう少し待っていてくれ。」
「はい。私もいろいろ勉強させてもらったりしてますので待つのは苦にならないです。お手数かけます、四乃森さん。」
と土岐は蒼紫におじぎをした。
「では。」
と、武尊が帰ろうとすると、蒼紫が
「送ろう。」
と言った。
「大丈夫ですよ、斎藤さんの家、そんなに遠くないですから。」
「斎藤の家?」
「ええ。私、斎藤さんの家に泊めていただいてるんです。」
と武尊が言った。
そう言えば斎藤は『武尊をしばらく預かろう。』と言った。
あれは自分の家に置くということだったのか。
迂闊だった。
(斎藤の奴、一体どういうつもりだ、俺の武尊を・・・・・・。)
蒼紫は自然についてでた自分の言葉に驚いて思考が止まった。
(俺は今なんと・・・・・。)
蒼紫の目が武尊を注視する。
(俺の武尊・・・。)
蒼紫の様子に異変を感じた武尊が
「四乃森さん?どうかしました?」
と声をかけるが蒼紫は武尊を見つめたまま動かない。
武尊はどうしていいか分からず、その場で膠着していた。
武尊は部屋の空気が固まっていて動けないと、そう感じた。
が、ついに蒼紫が深く息を吐き片手で眉間を押さえて目をつむったと同時に固まっていた空気が流れ出した、・・・気がした。
「大丈夫ですか?四乃森さん?」
「ああ・・・・。」
そして、また来る、と言って蒼紫は帰って行った。
蒼紫の不自然な態度が気になる武尊。
「どうしちゃったんだろ、四乃森さん。・・・あ~!!もしかして四乃森さん、何か勘違いした!?」
なんでそんな勘違いを・・・・。
と、困惑する武尊であった。