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17.蒼紫の気持ち (斎藤・蒼紫・夢主)
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武尊が書類や資料を読む傍ら、体術に取り組んでまもなくの日、今まで行き詰っていた縁の行方に伸展が見られた。
蒼紫が外印から得た情報で、斎藤と蒼紫が縁の東京のアジトを壊滅たからだ。
その為、新たな書類がドサドサと資料室に持ち込まれる。
斎藤はその書類を片っ端から目を通す。
武尊は斎藤が見終わった書類を見せてもらう。
武尊には気になっていることがあった。
「斎藤さん、今回も武器が大量に密輸されたと思ったんですけど、アジトから見つかってませんよね。」
「ああ・・、雑魚を五十人ほど逮捕したが大した情報は持っていなかった。やはり縁かナンバー2を捕えないと細部はわからんようだ。」
「まさか部下を五十人も連れてきているのに手ぶらで来るはずがないですよね。」
「そうだな。俺も荷はまだどこかにあると睨んでいる。」
「で、肝心の縁という人の居場所わかったの?」
「奴は東京湾沖の孤島だ。今乗り込む段取りをとっている。」
「そう・・・。」
武尊はまだ、自分が連れて行ってもらえないのはわかっている。
その分、ここにいて何か積荷の情報を得ようと頑張るつもりだ。
と、思っていたらふいに斎藤が自分の方を見ているのに気が付いた。
「ん?どうしたんですか斎藤さん。」
斎藤は抜刀斎が復活したことを武尊に話そうかどうか考えていた所だった。
まあ、とり急ぐことはあるまい・・・・。
と思っていたら、武尊が
「斎藤さん、今日は仕事、ちょっと区切りがついたんでしょ?街の方で、脱走した縁の部下による事件があったそうですね。だから、まだまだ残りの報告書も出そろうの時間かかりそうですから、今日ぐらいは家に帰ってお風呂にゆっくり入って下さい。書類は私が受けておきますから。」
「別にかまわ・・・。」
と斎藤がいうのを
「ダメです。」
と、きっぱりと遮る武尊。
「上司の体調管理をするのも小間使いの役目ですから。」
と言うと武尊はにんまり笑った。
斎藤は武尊の顔を見て
「かなわんな。」
とため息をつくと
「今日の所は退散してやる。武尊もあまり遅くならんうちに帰って来い。」
と言った。
「は-い。ちゃんと夕飯残しておいてくださいね。」
と、そこだけは斎藤に念を押す武尊であった。
蒼紫が外印から得た情報で、斎藤と蒼紫が縁の東京のアジトを壊滅たからだ。
その為、新たな書類がドサドサと資料室に持ち込まれる。
斎藤はその書類を片っ端から目を通す。
武尊は斎藤が見終わった書類を見せてもらう。
武尊には気になっていることがあった。
「斎藤さん、今回も武器が大量に密輸されたと思ったんですけど、アジトから見つかってませんよね。」
「ああ・・、雑魚を五十人ほど逮捕したが大した情報は持っていなかった。やはり縁かナンバー2を捕えないと細部はわからんようだ。」
「まさか部下を五十人も連れてきているのに手ぶらで来るはずがないですよね。」
「そうだな。俺も荷はまだどこかにあると睨んでいる。」
「で、肝心の縁という人の居場所わかったの?」
「奴は東京湾沖の孤島だ。今乗り込む段取りをとっている。」
「そう・・・。」
武尊はまだ、自分が連れて行ってもらえないのはわかっている。
その分、ここにいて何か積荷の情報を得ようと頑張るつもりだ。
と、思っていたらふいに斎藤が自分の方を見ているのに気が付いた。
「ん?どうしたんですか斎藤さん。」
斎藤は抜刀斎が復活したことを武尊に話そうかどうか考えていた所だった。
まあ、とり急ぐことはあるまい・・・・。
と思っていたら、武尊が
「斎藤さん、今日は仕事、ちょっと区切りがついたんでしょ?街の方で、脱走した縁の部下による事件があったそうですね。だから、まだまだ残りの報告書も出そろうの時間かかりそうですから、今日ぐらいは家に帰ってお風呂にゆっくり入って下さい。書類は私が受けておきますから。」
「別にかまわ・・・。」
と斎藤がいうのを
「ダメです。」
と、きっぱりと遮る武尊。
「上司の体調管理をするのも小間使いの役目ですから。」
と言うと武尊はにんまり笑った。
斎藤は武尊の顔を見て
「かなわんな。」
とため息をつくと
「今日の所は退散してやる。武尊もあまり遅くならんうちに帰って来い。」
と言った。
「は-い。ちゃんと夕飯残しておいてくださいね。」
と、そこだけは斎藤に念を押す武尊であった。