※1 記憶を失っている時の名前は変換できません。
12.切ない思いを胸に (斎藤・夢主・時尾)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
布団を武尊の部屋に置いた後、時尾は寝室へ戻った。
この間まで京都へ出張へ行っていた夫。
この前まで殉職した警官の弟を預かっていた。
主人の仕事は絶対で妻が口を出すことではないと、自分の立場を十分わかっているつもりだ。
ただ、なかなか夫婦で過ごす夜がなく、寂しく思っていたのは事実。
今日も客を連れてきた。
客が風呂へ行っている間に夫は自分を求めてきた。
首筋を吸われた後、客の布団を用意していない事に気が付き慌てて運びに行ったがそこで客が女だと知った。
ぜんぜん気が付かなかった。
時尾が布団を運びに行った時と、戻ってきた時で様子が違うのを不審に感じた斎藤は
「時尾、どうした。」
と言い、妻を布団に押し倒した。
「五郎さん、武尊さんって女の方だったんですね。」
「嗚呼。・・そう言えば言ってなかったな。」
思い出したかのように言う斎藤。
「妬いたか?」
この夫の前では小賢しい嘘をついてもすぐにばれてしまう。
「はい・・・・、女の方と知って少し。・・・でも、何故か嫌いではありませんわ。」
「そうか、それはよかった。家の中がぎくしゃくしてはかなわんからな。」
「この家をお守りするのが妻の努めでございます。」
「無理はするなよ。」
「もったいないお言葉・・・。」
しばらく二人、抱き合っていたがそのうち斎藤が組み敷いた妻を愛撫し始めた。
「五郎さん・・、だめです、武尊さんに聞こえる・・・・、ああっ!」
「声を出さねばいいだろう・・・。」
「そんなっ!」
最初は我慢していた時尾だったが、いつも以上に激しい斎藤に責められて最後の方は絶叫していたが武尊はそんな夫婦の営みにはまったく気が付かなかった。
なぜなら、座禅のときにイライラで膨れ上がった【気】を夜空に向けてぶっ放していたわけで・・・・。
【気】をすっかり放出した武尊は、よろよろ布団に戻り、そのまま爆睡していたから・・・・。
斎藤は情事の後、妻が昏睡するのを横に一服する。
時尾は申し分ない妻だ。
藤田五郎という男が愛している女だ。
だが今夜抱きたかったのは・・・・・。
斎藤は煙草を大きく吸うと、灰皿にぎゅっと押し付けた。
この間まで京都へ出張へ行っていた夫。
この前まで殉職した警官の弟を預かっていた。
主人の仕事は絶対で妻が口を出すことではないと、自分の立場を十分わかっているつもりだ。
ただ、なかなか夫婦で過ごす夜がなく、寂しく思っていたのは事実。
今日も客を連れてきた。
客が風呂へ行っている間に夫は自分を求めてきた。
首筋を吸われた後、客の布団を用意していない事に気が付き慌てて運びに行ったがそこで客が女だと知った。
ぜんぜん気が付かなかった。
時尾が布団を運びに行った時と、戻ってきた時で様子が違うのを不審に感じた斎藤は
「時尾、どうした。」
と言い、妻を布団に押し倒した。
「五郎さん、武尊さんって女の方だったんですね。」
「嗚呼。・・そう言えば言ってなかったな。」
思い出したかのように言う斎藤。
「妬いたか?」
この夫の前では小賢しい嘘をついてもすぐにばれてしまう。
「はい・・・・、女の方と知って少し。・・・でも、何故か嫌いではありませんわ。」
「そうか、それはよかった。家の中がぎくしゃくしてはかなわんからな。」
「この家をお守りするのが妻の努めでございます。」
「無理はするなよ。」
「もったいないお言葉・・・。」
しばらく二人、抱き合っていたがそのうち斎藤が組み敷いた妻を愛撫し始めた。
「五郎さん・・、だめです、武尊さんに聞こえる・・・・、ああっ!」
「声を出さねばいいだろう・・・。」
「そんなっ!」
最初は我慢していた時尾だったが、いつも以上に激しい斎藤に責められて最後の方は絶叫していたが武尊はそんな夫婦の営みにはまったく気が付かなかった。
なぜなら、座禅のときにイライラで膨れ上がった【気】を夜空に向けてぶっ放していたわけで・・・・。
【気】をすっかり放出した武尊は、よろよろ布団に戻り、そのまま爆睡していたから・・・・。
斎藤は情事の後、妻が昏睡するのを横に一服する。
時尾は申し分ない妻だ。
藤田五郎という男が愛している女だ。
だが今夜抱きたかったのは・・・・・。
斎藤は煙草を大きく吸うと、灰皿にぎゅっと押し付けた。