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39.薄暮の紫煙 (斎藤・蒼紫・夢主)
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(伝わったかなぁ・・・。)
昨日は斎藤に、『まだ回ってくる所があるから先に帰れ。』と言われ、先に帰って来たけど今から考えればあれは張の所に寄っていたんだな、と武尊は考えた。
実際、斎藤は前日熱を出して寝込んだ武尊の体を心配し自分の足を張の元へ運んだわけだったが。
(今日はこのままもう少しぶらぶらして張の所へ状況を聞きに行くとして・・・明日も私が行っておけば斎藤さんも早く帰れるってことだもんね。)
なんて思いながらポケットの小銭を確認する。
(ふふっ、大福ぐらい買えないかな、買えるといいな。)
と楽観的に考えながら、武尊は足取り軽く通りの方へ向かった。
日も暮れた通りを歩く武尊。
だが何件か飲み屋は開いているが大福を売っているような所はどこもない。
(しまった!今は明治だった・・・。)
東京と言えども日が暮れてからは甘味処屋が開いていようはずもなく・・・・・。
がっかりしながら、じゃあ・・・、と仕方なしに張の所へ向かった。
例の海軍の倉庫はわかっている。
張がはっていたところはすぐ分かった。
だけど、張に
「武尊、まだ日が沈んであんまりたってない時に来ても何もあらへんと思わんか?来るんやったらせめて夜中か明け方の方がええんちゃうか。」
と、突っ込まれ、返す言葉もなく、
「じゃあ明日、斎藤さんが戻ってくる夜中前に来るね。」
と言って武尊は藤田宅に戻ることにした。
昨日は斎藤に、『まだ回ってくる所があるから先に帰れ。』と言われ、先に帰って来たけど今から考えればあれは張の所に寄っていたんだな、と武尊は考えた。
実際、斎藤は前日熱を出して寝込んだ武尊の体を心配し自分の足を張の元へ運んだわけだったが。
(今日はこのままもう少しぶらぶらして張の所へ状況を聞きに行くとして・・・明日も私が行っておけば斎藤さんも早く帰れるってことだもんね。)
なんて思いながらポケットの小銭を確認する。
(ふふっ、大福ぐらい買えないかな、買えるといいな。)
と楽観的に考えながら、武尊は足取り軽く通りの方へ向かった。
日も暮れた通りを歩く武尊。
だが何件か飲み屋は開いているが大福を売っているような所はどこもない。
(しまった!今は明治だった・・・。)
東京と言えども日が暮れてからは甘味処屋が開いていようはずもなく・・・・・。
がっかりしながら、じゃあ・・・、と仕方なしに張の所へ向かった。
例の海軍の倉庫はわかっている。
張がはっていたところはすぐ分かった。
だけど、張に
「武尊、まだ日が沈んであんまりたってない時に来ても何もあらへんと思わんか?来るんやったらせめて夜中か明け方の方がええんちゃうか。」
と、突っ込まれ、返す言葉もなく、
「じゃあ明日、斎藤さんが戻ってくる夜中前に来るね。」
と言って武尊は藤田宅に戻ることにした。